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たぶん悪魔が (1977/)

Le Diable probablement

[Drama]
製作総指揮マルク・モレット
製作ステファーヌ・チェルガジェフ
監督ロベール・ブレッソン
撮影パスカリーノ・デ・サンティス
美術エリック・シモン
音楽フィリップ・サルド
衣装ジャッキー・ブーダン
出演アントワーヌ・モニエ / ティナ・イリサリ / アンリ・ド・モブラン / レティシア・カルカノ / ニコラ・ドゥギー / レジス・アンリヨン / ジョフロワ・ゴーサン / ロジェ・オノラ
あらすじシャルル(アントワーヌ・モニエ)はアルベルト(ティナ・イリサリ)とエドヴィージュ(レティシア・カルカノ)二人の女性に愛され、 一方、環境問題の専門家・ミッシェル (アンリ・ド・モブラン)はアルベルトに好意を寄せるという関係だが、 どこに居ても(政治集会、人権環境保護協会、教会、精神分析)誰と居ても(恋人)満たされず、誰もシャルルを救うことはできない。 1977年ベルリン国際映画祭・銀熊賞(審査員特別賞)[カラー・ヴィスタ/95分] [more] (TOMIMORI)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5地下鉄に乗ったり樹が切り倒されたりするショットが続くだけでやたらに面白い。掃除機と赤いカーペット。環境汚染のフッテージ。いとも簡単に盗まれる拳銃。本筋と全く関係の無い、バスの乗客が乗り降りするカットの異様なかっこよさ。クライマックスの即物的な緊張感も素晴らしい。私は『ラルジャン』より『白夜』かこれですな。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
★5大傑作。これは凄い。全カットが緩みない構図。総てのカットが刺激に満ちている。それは掛け値なしで、総てのカットにおいて、なのだ。構図とカット割りを見ているだけで、面白くて仕方がない! [review] (ゑぎ)[投票]
★5より深く、より漠然とした絶望に取り憑かれた現代のラスコーリニコフには、ソーニャたりえたかもしれない女性すら拒絶し、緩やかに、だがひたすらと自殺へ向かってゆく道しか残されていない。ブレッソン・スタイルの到達点として『ラルジャン』と並んで「映画」を動揺させる傑作。なんという厳しさ! なんという絶対性! [review] (3819695)[投票]
★5「時代は変化するわ」~~「どんな時代に?」 大学に入る前後の自分を思い出した。何かに役立てることの出来る自分が「役に立つ」と言うこと自体にに疑問を感じていたころ。私は数学を選んだが、それも同様になにかに「役に立つ」事を要求され続けた。ただ、理由はレビューに書いたが、生き続けている。 [review] (PaperDoll)[投票]
★4アントワーヌ・モニエは『ベニスに死す』のビョルン・アンドレセンを彷彿とさせる美少年であり、独特の退廃感を漂わせている。ブレッソンもヴィスコンティみたく晩年になると美少年を撮りたくなるのかね。 (TOMIMORI)[投票]
★3今、最もアクティブな状況は森林破壊や環境汚染の実写で提示される。そんな世界に外堀を埋められて、この若者たちの"生存領域"は縮み続け、喜怒哀楽を喪失した彷徨は頭を打ち、ついに金で買ったジャンキーに身を託す。良くも悪くも「美」の欠片もない青春の終焉。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点6人******
4点8人********
3点2人**
2点0人
1点0人
16人平均 ★4.2(* = 1)

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