ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007/米)
There Will Be Blood
[Drama]
製作総指揮 | スコット・ルーディン / デヴィッド・ウィリアムズ / エリック・シュローサー |
製作 | ジョアンヌ・セラー / ポール・トーマス・アンダーソン / ダニエル・ルッピ |
監督 | ポール・トーマス・アンダーソン |
脚本 | ポール・トーマス・アンダーソン |
原作 | アプトン・シンクレア |
撮影 | ロバート・エルスウィット |
美術 | ジャック・フィスク |
音楽 | ジョニー・グリーンウッド |
衣装 | マーク・ブリッジズ |
出演 | ダニエル・デイ・ルイス / ポール・ダノ / ケヴィン・J・オコナー / ディロン・フリーシャー / サイアラン・ハインズ / バリー・デル・シャーマン / ポール・F・トンプキンス |
あらすじ | 20世紀初頭のアメリカ・カリフォルニア。一介の鉱夫だったダニエル・プレインヴュー(ダニエル・デイ・ルイス)は石油の生み出す富に魅了され、採掘の旅を続けていた。自ら「オイルマン」を名乗る彼は、幼く聡明な息子・HW(ディロン・フリーシャー)をパートナーに土地を買い叩いてはビジネスを成功させてゆく。そんなある日、ひとりの青年が彼の前に現れた。「俺は石油の出る場所を知っている。教えてやるから、情報料をくれないか?」……半信半疑のまま訪れた青年の故郷に油脈を認めたプレインヴューはさっそく土地を手に入れて試掘に取り掛かるが、図らずもこの地で親子の運命は大きく舵を切ることになる。[カラー/158分] (林田乃丞) | [投票(1)] |
PTAはキチガイだ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(19)] | |
PTAは可愛いですな。 [review] (夢ギドラ) | [投票(8)] | |
狂気、欲望、無信仰、孤独、そして血というものを原油が噴出するように荒々しく描きこむ男の精神史。 [review] (セント) | [投票(7)] | |
このキャラはやはり『ギャング・オブ・ニューヨーク』から来ましたか? [review] (chokobo) | [投票(3)] | |
「欲望こそこの世の原理」と定めてきた男の血闘始末記。 [review] (おーい粗茶) | [投票(11)] | |
序盤の写実的描写には惚れ惚れするし、中盤まではドラマ性の高さと子役の良さで引き込まれていったが、そこから先が一筋縄ではいかない、面白くも奇妙な映画だ。 [review] (shiono) | [投票(11)] | |
傑作。全く面白い。暴力というよりも「暴力性」の映画。不穏な音楽とダニエル・デイ=ルイスの「闇」が溢れ出たような黒の画面がシーンを暴力性で充たしていく。そして最高の火柱画面&ボウリング演出。「石油」の漆黒と光沢や「荒野」も映画に相応しい。意図的に物語に隙を残して寓話としての読みを担保する術にも厭味がない。 (3819695) | [投票(9)] | |
己以外の全てを憎悪する肉食獣の雄の姿が神に似ているなら、その鉄のペニスは母なる大地をレイプし、贋作を打ち砕く。信仰を拒絶しながら、その実、何より神の苛酷を体現しているのかもしれない。わずかに残る温もりへの希求を自ら殺しながら。 [review] (kiona) | [投票(8)] | |
ストリングス中心の不穏なBGMに心搔き乱され、噴き出す油とガスと、天に昇る火柱と黒煙に背徳の美を感じる。主人公の行動がサディスティックだが、こういう主人公を造形すること自体がもっとサディスティック。 [review] (緑雨) | [投票(8)] | |
役者から芝居を引き出す、力強い画面をフィルムに焼き付ける、牽引力のある物語を構築する。今作においてPTAはそれらの能力を端的に証明したと思う。だが、観客は常に作り手の背後にあり、彼のビンタは私の頬を張らない。 [review] (林田乃丞) | [投票(5)] | |
この映画の1番はもちろん強烈なダニエル・デイ・ルイス(もう名優!)だが、2番はやはり掘削現場のセットでしょう。当時の物を見事に再現した美術さん、ご苦労様。そして3番は、 [review] (KEI) | [投票(4)] | |
気取ってはいるが厭味ではない。下品だが魅力的。クソ長いしダレ場も多いが退屈しない。上手いと思う。 (ハム) | [投票(4)] | |
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』というタイトルが良い。壮大な神話のような映画であり、ポール・トーマス・アンダーソンの新境地と言っていい。(2008.05.01.) [review] (Keita) | [投票(3)] | |
『グリード』『市民ケーン』『黄金』『ゴッドファーザー』など、何かを得た代償として重要な何かを失った男達を描いた傑作映画群の血脈を引き継ぎつつも、それらアメリカ映画の古典的均衡感覚を斥け、ロッセリーニやヴィスコンティのようなイタリア的な対象への拘り方を水際立ったレベルで獲得している。 (ジェリー) | [投票(2)] | |
音楽の使い方が面白く、画面に力もあり重厚感は十分。でも終わってみればありがちな狂気っぽいものを描いただけにしか思えない。 [review] (ドド) | [投票(7)] | |
そういう風に物語が収斂するように仕組まれているとも見えなかったし、そうだとしても在り来たりな顛末にしか見えない。ディテールへの拘りは強固と浅薄を歪に往還しデイ・ルイスの演技も同様。なんかしっくり来ないのだな。 (けにろん) | [投票(6)] | |
音楽で+1、ダニエル・デイ=ルイスの演技で+1。もう少し年齢を重ねた時、良さが分かる作品なのかもしれない。 [review] (Master) | [投票(5)] | |
つまらないはずのない力作を見る、という退屈。(2011.8.20) [review] (HW) | [投票(3)] | |
母親不在どころか女性不在とすら思える荒野。「HW」という記号のような名前。対極に在る者との小競り合い。器用にも不器用にも成りきれず。 [review] (Lostie) | [投票(3)] | |
スピリット・オブ・亜米利加 [review] (代参の男) | [投票(2)] | |
家族への憧れ。しかしそれが満たされる事はない。彼が望んでいたものは家族ではなく、自分に逆らわないパートナーに過ぎないから。 (NAO) | [投票(1)] |
Ratings
25人 | ||
67人 | ||
43人 | ||
4人 | ||
1人 | ||
計 | 140人 | 平均 | (* = 2)
POV
2018 BBCが選ぶ21世紀最高の100本 (けにろん) | [投票(8)] | ミュージシャンによる映画音楽 (HW) | [投票(6)] |
第2位の歴史 外国映画篇 (ナム太郎) | [投票(4)] |
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