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歩いても 歩いても (2007/)

[Drama]
製作総指揮安田匡裕
監督是枝裕和
脚本是枝裕和
原作是枝裕和
撮影山崎裕
美術磯見俊裕 / 三ツ松けいこ
音楽ゴンチチ
衣装黒澤和子
出演阿部寛 / 夏川結衣 / YOU / 高橋和也 / 田中祥平 / 寺島進 / 加藤治子 / 樹木希林 / 原田芳雄
あらすじ夏のある日、良多(阿部寛)は妻のゆかり(夏川結衣)と息子あつし(田中祥平)を連れて東京近郊の海の見える高台にある実家を訪れた。失業中でもある良多は、開業医を引退した気難しい父恭平(原田芳雄)とは昔からそりが合わず、どうにも気か重い。明るく陽気な母とし子(樹木希林)は、ひと足先に着いた姉のちなみ(YOU)とみんなを迎える準備に余念がない。やがて、ちなみの夫(高橋和也)と子供たちも合流。15年前に亡くなった一家の長男の命日に、久しぶりに家族全員がそろった。そして、それぞれの思いとこだわりを心に秘めて、どこにでもありそうな帰省家族の一日が始まった。(114分/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全36 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5わずか二日間の日常風景を描きながらも、10年、20年という時の積み重ねを感じさせる。味のある役者たちがいい芝居を見せ、ああ、いい映画だなあとしみじみ思える。 [review] (シーチキン)[投票(10)]
★5言葉の攻防戦。いや、防御無しの殴り合いと言ったほうが正しいか。お寿司をつまみながらの長回しは、下手な戦争ものよりもドキドキしてしまった。 [review] (パグのしっぽ)[投票(7)]
★5静かで、淡々としていて、超リアリティ。優しくて、ユーモラスで、でも時折見せるホラーかと見紛うほどに恐ろしい人間の残酷さと毒。一つ一つのシーン、一つ一つのセリフに全く無駄が無い。『誰も知らない』『花よりもなほ』『歩いても歩いても』と、これだけの完成度を持つ作品を連発するって、ちょっと尋常じゃない。['08.11.15新文芸坐] [review] (直人)[投票(4)]
★5現代版小津の東京物語とも言えようか、この映画は家族の姿を現代という立脚点から探り出すことに成功している。 [review] (セント)[投票(4)]
★5普通の人がみせる悪意とは言えないほどの残酷さがヒリリと染みる様に痛い。 (週一本)[投票(3)]
★5おぞましいまでのリアル、いつ吹き出るかわからない家族の狂気。緊張感あるドラマと映像が私の琴線に容赦なく刺さる。戦慄するのはこれが温かさに隠されたドラマとして提起されているからだ。 (sawa:38)[投票(3)]
★5「そんな小さなことで・・・」。何度か交わされる言葉だ。人は心の底にある大きな不安や不満など、簡単に口に出したりしない。それは、たいていカタチを変えて些細な不満として現れる。何故なら、そこには相手を傷つけまいとする無意識の思いやりがあるからだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4平成版『東京物語』かとも思えるが、そこまで言い切っていいものかと躊躇してしまう出来。思い出しただけでも胸が苦しくなる『東京物語』に対し、こちらはしんみりと涙したものの、人の胸に深い痕跡を残すだけの打撃力がない。 [review] (づん)[投票(7)]
★4会話劇としてべらぼうに面白い。樹木希林YOUも、「間」のとり方とか天才じゃないかと思う。夏川結衣も見た目とは違って柔らかい切り返しが絶妙。高橋和也のコメディリリーフぶりもいい味。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4タイトルの出所が分かった時「そこを切り取るんだ」「そういう視点の映画なんだ」と膝を打った [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★4樹木希林がすごい良かった。ラストは?? [review] (夢ギドラ)[投票(3)]
★4歩いても歩いても、行き先も無く、人々は心にわだかまりを抱えたまま、家族として生きていく。081013 [review] (しど)[投票(2)]
★4親にしてもらった事を子供が同等にお返しなどどうあがいても出来ない程、親の存在は大きい。と同時に老いていく親を自身に重ね鬱陶しく遠ざけてしまう。一見賑やかな帰省に内在する親・子・孫のわだかまり。そうやって時は流れていく。でも、決して悪い事ばかりではない、互いを内に秘めている限り。 (クワドラAS)[投票(1)]
★4ずいぶんと前に家族と故郷へ帰った時の事を思い出した。映画と同じような会話が飛び交った。そしてまた来年―と言いながらいつしか行かなくなっていた。「親孝行したいときに親はなし」なんてそんなものだと思う。(自分を正当化する弁でした)。 (KEI)[投票(1)]
★4冒頭の料理の場面から田舎の生活の一端がリアルなほど伝わってきて、引き込まれた。特に大きな出来事が起こるでもないのだが、日常の中に潜む何気ない場面に、ドラマがあり、目を離せない何かがあった。会話の中から、ふいに、時折でてくる人間の「怖さ」がドキッとさせる。印象に残らないようでいて、すごく印象に残る映画だ。終わってみれば樹木希林の言葉がフラッシュバックする。いろいろな意味で「恐い」映画だ。 (ことは)[投票(1)]
★4樹木希林とYOUの会話劇が好き。家族の間のわだかまりと遠慮の間も絶妙。チクチクと心が刺される映画でした。 (NAO)[投票(1)]
★4さらっと怖いことを言う映画。会話の距離に変化をつけることで空間が立体的に感じられる演出が新鮮だった。「孝行をしたい時分に親はなし、さればとて石に布団も着せられず」と、ならないようにしたいものだ。[ギンレイホール.08.11.10] [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★3上手い、確かに上手い。特に台所や食事のシーンなんて半端なく上手い。脚本もまさに優れている。けれど何かあと一歩が足りない。だけど何が足りないのかが分からない。実は観ている側が「歩いても 歩いても」だったりして。 (リヤン)[投票(2)]
★3川端賞狙いの私小説といった趣。巧みな小ネタをいかに積み重ねるかに腐心する姿勢ばかりが目に付く。 [review] (寒山)[投票(1)]
★3これだけ芸達者が揃ったなかで阿部寛が主人公を務めるというのには少しく辛いところもあるのだが、阿部の硬さがいつもの是枝的巧さ=厭らしさを減じるようにも働いており、印象は悪くない。見え透いた小細工のためにやはり窮屈になっているものの、以前の是枝作品と比べれば観客に「開かれた」映画だ。 [review] (3819695)[投票(1)]
★3樹木希林が演じる横山家の母親の怖さにぞっとした。50歳代以上の観客の反応の良さに驚いた。 (Passing Pleasures)[投票]
★2ありがちな風景と、ありえない差別。 [review] (りゅうじん)[投票]
Ratings
5点28人****************************
4点43人*******************************************
3点20人********************
2点1人*
1点0人
92人平均 ★4.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
その後のキネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ! (ぽんしゅう)[投票(12)]最後のアウトロー 追悼、原田芳雄 (ぽんしゅう)[投票(11)]
ただ淡々と暮らすことの美しさ (パッチ)[投票(7)]ディア・ドクター (ぽんしゅう)[投票(4)]
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