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クローンは故郷をめざす (2008/日)
The Clone Returns to the Homeland
製作総指揮 | ヴィム・ヴェンダース |
製作 | 井上潔 / 山本理恵 / 多胡由章 |
監督 | 中嶋莞爾 |
脚本 | 中嶋莞爾 |
撮影 | 浦田秀穂 |
美術 | 木村威夫 / 安宅紀史 |
音楽 | 山下雄太 |
衣装 | 宮本まさ江 |
特撮 | 隠田雅浩 |
出演 | 及川光博 / 石田えり / 永作博美 / 嶋田久作 / 品川徹 / 塚本僚 / 塚本将 / 矢島健一 / 佐藤貢三 / 平野貴大 |
あらすじ | 宇宙飛行士の耕平(及川光博)は、幼時に弟を見殺しにしてしまった過去を持っていた。彼はクローン研究所所長(嶋田久作)の勧めで、宇宙に立つ前にクローン体を作ることを承諾する。そして彼は仕組まれた事故で宇宙で消息を絶ち、妻(永作博美)には記憶すら違わぬ耕平のクローンの帰還が告げられるが、彼女は欺瞞だと撥ねつけるのだった。その一方でクローンは記憶退行を起こし、少年期を送った故郷へと旅立つ。それは本体とクローン体の「共鳴」ゆえに他ならなかった。彼は宇宙服の「弟」をおぶり、故郷の川辺を徘徊する。母(石田えり)の面影を求めて。〔110分/カラー/ヴィスタ〕 (水那岐) | [投票] |
あぁ『2001年宇宙の旅』だ『惑星ソラリス』だと連想させる面は確かにあり、特に生と死の暗喩としての「水」、霧に霞む広原と、ポツンと立つ樹はタルコフスキー。「宇宙」はSFというよりスピリチュアルな装置として機能。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] | |
残念ながら私の頭では半分も理解出来ていないが、「母への回帰」や「代用品の拒否」に寄せる静謐な叙情の狂おしさは相当な水準であると思う。終盤に到り、私はほとんど胎児に戻ったような気分になっていた。水は羊水のイメージ。霧雨の草原の彷徨に胸掻きむしられ、弦楽による主題も心を打った。ついに50%の理解にも到らなかったにも関わらず・・・ [review] (DSCH) | [投票] | |
好物の素材を味気ない料理で出された気分 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
青臭い観念論の行き止まりとしての母恋歌。それは甘美さを通り越して抹香臭い宗教の領域へと入り込んでいる。科学を究めたものは必ず宗教の迷宮に入り込むと言うが、これは言ってみれば寺山修司の結論より40年は後退している。 (水那岐) | [投票] |
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