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人生に乾杯! (2007/ハンガリー)

Konyec - Az utolsó csekk a pohárban
The End

[Romance/Crime/Drama]
製作総指揮カーロイ・フェーエル
製作モニカ・メッチ / エルネ・メステルハーツィ
監督ガーボル・ロホニ
脚本バラージュ・ロヴァシュ / ジョルト・ポジュガイ
撮影ペーター・サトマーリ
美術バラージュ・フベール
音楽ガーボル・マダラース
衣装ヤーノシュ・ブレツクル
出演エミル・ケレシュ / テリ・フェルディ / ユーディト・シェル / ゾルターン・シュミエド
あらすじ1949年。ソ連属国となったハンガリーでは共産化が進められ富裕層からの資産没収が国土を席巻した。その折りに軍部のお抱え運転手と資産家令嬢として出会った2人は熱愛の末結ばれた。それから60年。民主化された祖国は老夫婦に冷たかった。エミル(エミル・ケレシュ)とヘディ(テリ・フェルディ)の夫婦は年金では立ちゆかず電気は止められ家賃滞納で家財を没収されそうになる。意を決したエミルは10年以上乗っていなかった愛車チャイカに乗り夜のブダペストに乗り出していったが…。ガーボル・ロホニ長篇劇映画第1作。第38回ハンガリー映画週間、監督賞受賞。 (けにろん)[投票]
Comments
全14 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5今や日本も外国も中心は年金世代、ということなのだろうか、ハンガリー版「俺たちに明日はない」だ。シニカルで、ぞくっとしそれでいて愛らしい。忘れられない映画となろう。 [review] (セント)[投票(3)]
★5「誰のためにやってると思ってるんだ!」 そりゃ、もちろん・・・ねぇ。僕も70過ぎたら強盗します!w [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★4映画は被写体で決まる。つまり「顔」である。爺さんエミル・ケレシュ(サングラスをかけるとちょっとゴダール似)と婆さんテリ・フェルディの顔を持ってきた時点でこの映画の勝ちは決まり。何をやらせたって面白いし、切ない。冒頭と終盤にひとつずつ挟まれた彼らの青年時代のシーンも感動的だ。 [review] (3819695)[投票(5)]
★4へっぽこ警察ブラボー。君たちは優しい。そして「俺たちにも明日はある」。※ラストについてコメント追記 [review] (DSCH)[投票(3)]
★4何故、年寄りの暴走は応援したくなるのか? [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★4どこの国も抱えてる問題に大差ないけど、年を取るのも悪くない。 [review] (青山実花)[投票(2)]
★4ダイヤのイヤリングと高級車、そして拳銃。それは、想い出と誇りと、そして失われた過去の威力だ。老夫婦は、ふたりの想い出を死守するために、誇りを高くかかげ、眠っていた威力を行使した。だからこそ、この蛮行には「気品」と「余裕」と「強さ」が漂うのだ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4オフビートな演出の中に隠されてはいるものの・・・ [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★4キュートな爺婆ステロタイプなら腐そうとも思ったが真摯でええ感じなのだ。疑似だが別個の普遍を獲得したカウリスマキ的間合い。主観が客体に転倒する後半の展開も納得に思える託される次世代警察キャラ。悉く愛おしい。器は凡庸でもやり方はまだある。 (けにろん)[投票(1)]
★4[ネタバレ?(Y1:N1)] 最近、ラストのどんでん返しに驚いてない人是非必見。オススメ。 [review] (Madoka)[投票]
★4面白い作品なのだが、枝葉末節が気になって素直に面白いと言いづらい。警官側カップルのエピソードはもっと添え物扱いで良かったと思う。 [review] (Master)[投票]
★3人に迷惑をかけてはいけないと思うけれど、時には「やるしかない」ときもある。それは十分伝わった。大切な何かを守っている姿は、美しく、素敵です。 [review] (あちこ)[投票(1)]
★3俺たちに明日はない』をジョン・カーペンターがとてつもなくゆるーーーーく、撮ったらこんな感じの映画になるんじゃないだろうか。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★3これはちょっと痛い。もう少し爽快・スッキリ・罪悪感を感じないよう・に描けないものか。 (G31)[投票]
Ratings
5点2人**
4点16人****************
3点12人************
2点1人*
1点0人
31人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

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