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精神 (2008/)

mental

[Documentary]
製作想田和弘
監督想田和弘
撮影想田和弘
あらすじ涙ながらに病状を訴える患者の言葉を聴きながら、老医師がノートにペンを走らせる。ここは古い民家を利用した精神科の診療所だ。医者は彼一人だけだが、数人の明るいスタッフが病院をささえ、患者たちからは絶大な信頼を得ている。カメラはモザイクなしで、この場に集う男や女たちに正面から向けられ、ナレーションやテロップなしで患者とスタッフの生の言葉が伝えられる。彼らが絶望にいたった過程、そして今もいだく希望。そんな饒舌さや沈黙の先に、彼らに対する理解と制度のギャップがたち現われる。観察映画と題された想田和弘の『選挙』に続くドキュメンタリー第2作 (135分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5精神病者の顔を見て話を聞ける。この機会の提供たけで本作を奇禍とするべきだ。そしてこのアジールを見てホッとする。サバケた職員さんたちが頼もしい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4語られる絶望へと至った経緯はみな壮絶で、異常を日常として受け入れるための手段としての諦観や、大量の薬とかすかな希望を頼りに絶望にあらがうさまに、人として振り絞られた最後の闘争心が放つ静かな凄みが滲む。その先の「何か」が見えない歯がゆさもある。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4これはもちろんアンチドキュメンタリーを目指したドキュメントである。 [review] (ぱーこ)[投票]
★4精神病は決して我々から遠く離れた世界にあるものではないこと、そしてこの問題が根深く難しいものであるのかを教えてくれる作品でした。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3ひどく取り留めのない事実の羅列に散漫な印象を受けた。 [review] (田邉 晴彦)[投票(1)]
★3被写体を「残酷に」尊重した真摯なドキュメンタリ。大雑把にはフレデリック・ワイズマンスタイルと云ってもよいであろうが、そのハードボイルド性においてはワイズマンに到底及ばない。まだなお解説的である。また幾分叙情的でもあるが、それは美点かもしれない。スガノさんの写真と詩のシーンが感動的だ。 (3819695)[投票]
Ratings
5点2人**
4点8人********
3点3人***
2点1人*
1点0人
14人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
精神科医のできること (死ぬまでシネマ)[投票(9)]
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