コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

戦場でワルツを (2008/イスラエルフィンランドスイスベルギー)

Vals Im Bashir
Waltz with Bashir
バシールとワルツを

[Animation/Drama/War]
製作アリ・フォルマン / セルジュ・ラルー / ゲルハルト・マイクスナー / ヤエル・ナフリエリ / ロマン・パウル
監督アリ・フォルマン
脚本アリ・フォルマン
撮影アリ・フォルマン
美術デヴィッド・ポロンスキー
音楽マックス・リヒター
特撮ロイ・ニツァン
出演アリ・フォルマン / オリ・シヴァン / ロニー・ダヤグ / ロン・ベン・イシャイ / ドロール・ハラジ
あらすじ1982年6月イスラエル軍は、当時レバノンを拠点に同国へ攻撃を繰り返したPLOへの報復と駆逐のためにベイルートへ侵攻。同年9月イスラエル軍が実効支配する中で、親イスラエル派のバシール大統領が就任直後に暗殺され、そして彼を支持した民兵らがパレスチナ難民キャンプを襲撃、3日間で千人以上が虐殺された「サブラ・シャティーラ事件」が引き起こされた。同事件はイスラエル軍の黙認、協力の下に起こされたと厳しく批判された。本作は実際に当時のイスラエルの軍事行動に従軍したアリ・フォルマン監督の実体験にもとづくドキュメンタリーであり、関係者のインタビューも含めてアニメーションで描く斬新な手法がとられた。(90分) (シーチキン)[投票]
Comments
全30 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5引き剥がされる虚構=アニメという防御膜。この技法は、我々の「視線」そのものを撃つためにとられた必然である。これを理解しなければ、技法の意味が瓦解し、誤った形で我々の中に残るだろう。そもそもこれはトラウマの克服よりも、またドキュメンタリとしてよりも、現実から虚構のビジョンで身を守る人の弱さをテーマにしているのだから。 [review] (DSCH)[投票(4)]
★5アニメーションによる戦争ドキュメンタリー [review] (TM(H19.1加入))[投票(3)]
★5「戦争って悲惨だよね。」そんな浅薄な意識に鉄拳をくらわす作品。見るべし。 [review] (代参の男)[投票(2)]
★5お金を払って観なければならない、直視しなければならないドキュメンタリーアニメーション。 [review] (kazya-f)[投票(2)]
★4Flashの制約を乗り越える工夫の楽しさは多々あったと思う。あのエフェクトの薄さでメカ描画をやるのはつらいが、メルカバのチェーンカーテンやアンテナの生体的な動きはユーモラスだ。コントラストで保たせる固いダイアローグも、後景の喧噪で愉しくなる。 [review] (disjunctive)[投票(3)]
★4なぜこれがアニメでないといけないのか?謎はラストにつながっている。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★4もの凄い映画。今もガザで同じことが行われてると思うと絶望しかない。(2023/11/12/KOBCL) (USIU)[投票]
★4迫ってくるような絵がインパクト大。話と逆に現実逃避をさせない作りがインパクト大。 (らーふる当番)[投票]
★4イスラエルにとっての“ベトナム”。この凄惨を極めた過去に向き合うことがやっと出来るようになった。あくまで一方的な立場からだけど。 (HAL9000)[投票]
★4時勢に限らず観るべき作品である事は間違いない。だが、観賞後「あぁ、これはこのご時世ではアカデミー取れないわな」とも思った。 [review] (Master)[投票]
★4瞬きするのも惜しまれる程,美しい絵の連続。視覚と聴覚が研ぎ澄まされるのを感じた。過酷で凄惨な現実を緩和するためにアニメーションが用いられた側面もあるのだろうが,それ以上の効果を与えている。反戦映画というより芸術作品。 [review] (uswing)[投票]
★3「アウシュヴィッツの後に詩を書くことは野蛮である。」 [review] ()[投票(3)]
★3暗い過去に誠実に向き合おうとする良心はわかる。だがこれでは「凄惨な戦場での、自分探し」に過ぎないのではないか。「ベイルートで何が起きたか」はもちろん重要だが、それと同じくらい「なぜベイルートに行っていたのか」も重要なのではないだろうか。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★3かさぶたははがすとまた血が流れることがあるが、この人の場合はどうだったのだろう。たぶん、自分で、むく必要が、あったのだ。人の精神って複雑。 [review] (G31)[投票(2)]
★3劇中パブリック・イメージ・リミテッドの“This Is Not A Love Song”が印象的に用いられるが(一般常識を欠く私はここでレバノン侵攻の時代性を理解します)、むしろ私はザ・ポップ・グループのアルバム題“For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?”を思う。私たちは一体いつまで大量殺人を許容するのか? [review] (3819695)[投票(2)]
★3この映画を観て思うのはPTSDについてではなく、勿論、70年前に日本人が行なっていた行為についてである。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★3そもそもが「バシール」という人物名にすぐピンとくる人のためのドキュメンタリーなわけで……。 [review] (林田乃丞)[投票(2)]
★3如何にもアニメーションな冒頭の犬のシーンを経て、ドキュメンタリータッチに移行するにつれ、「アニメを観ている」という感覚が薄くなる、というか意識させられなくなってくる。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★3悲惨な状況を描いたものだけに、本作のような表情の乏しいアニメが似合っているのかもしれない。 [review] (CRIMSON)[投票(1)]
★3監督はドキュメントとして撮ったのだろうが、その外見は劇映画であり、あのラストも(気持ちは分からなくはないが)異物が混入されたような違和感を感じた。筋書きも途中までのサスペンスが分断された感が残り、個々の意匠は悪くないだけに残念な思いが残る。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3観ていて何か変だと思ったら、このアニメーションの絵は、インタヴューに応えている人が「喋っている内容をそのまま描写しているだけ」だからだと気付いた。バルコニーに人がいるなぁ、と絵を見てわかるのがアニメなのに、「バルコニーに人がいるんだ」とモノローグが入った後にその絵を見せられても・・・。絵は必要だったか? [review] (IN4MATION)[投票]
★2麻痺しているのか???何も感じなかった…アカデミーの最有力、政治判断で「つみきの家」になったと聞いていただけに??? (Sungoo)[投票]
Ratings
5点9人*********
4点17人*****************
3点23人***********************
2点2人**
1点0人
51人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
対テロ戦争とイスラム主義 (袋のうさぎ)[投票(15)]就職先、映画業界とりあえず希望 (ぽんしゅう)[投票(12)]
Links
IMDBで検索The Internet Movie Database
検索「戦場でワルツを」[Google|Yahoo!(J)|goo]
検索「Waltz with Bashir」[Google|Yahoo!]