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濡れた荒野を走れ (1973/日)
製作 | 伊地智啓 |
監督 | 澤田幸弘 |
脚本 | 長谷川和彦 |
撮影 | 山崎善弘 |
美術 | 菊川芳江 |
音楽 | 多摩零 |
出演 | 地井武男 / 山科ゆり / 井上博一 / 川村真樹 / 高橋明 / 久松洪介 / しまさより / 南昌子 / 大山節子 |
あらすじ | 放火と思われる火災が発生し精神病院から一人の患者が脱走した。記憶喪失に陥り変質行為に走る元警察官の中村(井上博一)だ。この知らせに地元警察は動揺する。中村の記憶喪失は、不正どころか犯罪がはびこる腐敗しきった警察内部の事情を知った中村が、自らの身を守るために演じている仮病だと思われていたのだ。元部下の刑事、原田(地井武男)と加藤(高橋明)は、中村の自宅に張込み妻(川村真樹)への連絡を待った。そんな追っ手をかわし、中村は逃走中の列車で知りあった家出癖のある高校生まり子(山科ゆり)とともにあてなき逃避行を続けるのだった。長谷川和彦脚本の日活ロマンポルノ。(73分/カラー) (ぽんしゅう) | [投票] |
長谷川和彦らしい、むちゃぶりなアナーキーな脚本。唐突にリアルな山科ゆりの処女喪失シーン。 (sndtsk) | [投票] | |
当時のポルノ摘発に追われる日活には、警察はこのような悪徳組織に見えていたに違いなく、精神分析のサンプルとして興味深い。山科ゆりは好演だが、内情を知る由もない彼女の結語は空廻りしている。 (寒山拾得) | [投票] | |
60年代の残滓引きずる「権力=悪」という念仏のような観念が、娯楽にまで消化されることなく生のまま顔を出す長谷川和彦の青い脚本を、澤田幸弘が力ずくでカタチにしてしまった誉め言葉としての蛮作。取ってつけたようなロマンポルノ用シーンが虚しい。 (ぽんしゅう) | [投票] |
Ratings
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POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] | 私は日活ロマンポルノのファンである (ぽんしゅう) | [投票(16)] |
沈黙する男・長谷川和彦の仕事 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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