★5 | 欠点を補って余りある魅力的な娯楽時代劇。浪人が野武士を討つ『七人の侍』のアンチテーゼという形で、戦う者の精神が息づいている。 [review] (shiono) | [投票(6)] |
★5 | 「長さ」の妙。 [review] (DSCH) | [投票(5)] |
★5 | 冒頭アレを見て高笑いする役所広司とか、襲撃されて悦んでいる稲垣吾郎とか、ネジが吹っ飛んだサドな描写がなぜか気持ちいい。三池崇史のヤなところが全部裏返って良いほうに出てしまったとんでもない傑作。 (すやすや) | [投票(4)] |
★5 | 傑作。 [review] (Master) | [投票(4)] |
★5 | 〜CMで「超・大・作!!」と大見得を切って名乗ることを1ミリの恥も感じる必要のない時代劇に、今まさに出遭ったのだった〜(鑑賞直後、頭の中に流れたナレーションより) [review] (炭酸飲料) | [投票(3)] |
★4 | 『十三人の刺客』を名乗るこの映画に限ったことではないが、「数字」は残酷である。「十三人」とはむろん役所広司演じる島田新左衛門や松方弘樹演じる倉永左平太らを指すのだが、彼らに固有の「他の誰でもないその人」という具体的唯一性を数字は剥奪する。題名が既に「使い捨ての命」を指示/支持している。 [review] (3819695) | [投票(16)] |
★4 | チャンバラが大好きな人が最大限やりたいことやりまくった映画。 [review] (きわ) | [投票(7)] |
★4 | 正直、三池崇史は才人ではあっても、自分とは感性の食い違いが極端な監督であるのだが、この作品が傑作と呼ばれることに異論はない。正義を口にする主人公側もまた、悪逆非道の敵と同じく殺戮のカタルシスに踊らされている観はあるが、それこそが三池の彼らしい映画ダイナミズムにつながるものなら、否定し去る手はあるまい。 [review] (水那岐) | [投票(7)] |
★4 | 松方ですらバックボーンを描かない「使い捨て」。そういう意味では首尾一貫している。しかし、観終わってスッキリかといえば、そうでもなかった。どうも気になったので再見した。
[review] (tkcrows) | [投票(6)] |
★4 | 場数を踏んだ者のみが成せる長丁場の戦闘の緩急と構成の妙は素ん晴らしい。だが、序盤で提示された「みなごろし」のルサンチマンは今いち解消されぬまま、ヒロイズムやニヒリズムに置換され、どうにも糞詰まり。一方で役者の全方位的多彩さが超絶に粋なのだ。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | 友人にこの作品の面白さを説明しようと「いかにも三池監督らしい作品だ」と言ったら、「それじゃ文句言ってるようにしか聞こえない」と言われた。ごもっとも。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★4 | 前半、静的な陰鬱さを明暗のなかに浮かび上がらせ、後半、一気に活劇としての躍動を魅力的に支える美術と装置が抜群。13対300超という非現実的な数差を納得させるスケール感づくりも上手い。さらに、感情的にも視覚的にも対立軸を明確にする細やかな演出の妙。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | 松方弘樹の、思わず見惚れてしまう刀さばきを見るにつけ、殺陣というのはまさしく「芸」であることを痛感する。松方に比べると伊原剛志のぎこちない居合など所詮真似事に過ぎないことが見透けてしまう。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | 稲垣吾郎は、その役柄の設定や、周囲の演技によって「斉韶」という人物を成立させている面が強く、彼自身の演技ひとつで圧してくる迫力は乏しい。斉韶の、観客の憎悪を求めると同時に観客の殺戮への欲望を代理しているようなメタな悪役ぶりは面白い。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | ヌチャヌチャ混ぜたご飯を美味しそうに食べるゴローちゃんの姿に、モンスターの気配を感じた。この殿様、生まれる場所を間違えてしまったのだ。 (パグのしっぽ) | [投票(2)] |
★3 | 落合宿は時代を映す鏡なのか? 倦むを憎みし男たちが集う大人のフィールドアスレチック。 [review] (おーい粗茶) | [投票(10)] |
★3 | まげものファンタジー。熱演に乙! [review] (ぱーこ) | [投票(5)] |
★3 | 日本映画でもここまで面白く作れることに感心したが、女性と子供に対する残酷描写がひどすぎるので大きく減点。 [review] (サイモン64) | [投票(4)] |
★3 | 救われるべき迷羊の要件を備えるバカ殿に比べ、美意識の資力や当事者性が攻め手には貧しい。その焦りの裏返しで、役所の口から職業的美意識が頻繁に解説されるが、苛烈な行動で造形を表現するバカ殿に及ぶとは思えず、火工品の迫力に甘えている印象がある。 (disjunctive) | [投票(3)] |
★3 | 面白くはあったが突き抜けない不快感が残った映画だった。☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 再編集を・・ [review] (pinkmoon) | [投票(1)] |
★2 | 前半の緊張感が途中で中弛み後半大味。悪役藩主からは強烈な悪のオ−ラが感じられず淡々とした演技。趣味満載のえげつない映像がさらに印象を悪くする。 (ルクレ) | [投票] |
★1 | 迷走する語り手、麻痺する聞き手。 [review] (Orpheus) | [投票(6)] |
★0 | 開始15分で鑑賞放棄。ためらいはなかった。 (もーちゃん) | [投票] |