★5 | 元祖松竹ヌーヴェルヴァーグ。ざらついた撮影、ワンシーン・ワンカットの連発、唐突な回想、音声のカットなど、実に斬新。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 何ともやりきれない後味が残りました [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 気を引き締めて見てほしい怖い映画。我々の心の底をのぞかれたよう。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 器量に主体性を奪われ投げやりになる桂木洋子に比して望月優子には体を許せば何とかなる気安さがあり、絶望の担い手としては軽すぎる。無能力の直視に耐え切れないために動物化に走る上原謙の工芸的な思考回路はホラーだ。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★4 | 本当に辛気臭くて救いようが無い位に暗い話だし、ニュース映像の挿入とかちょっとあざとい感じだが、そのニュース映像の使い方とか、過去と現在を交錯させてエピソードを丁寧に積み重ねていく演出とか、やっぱり上手くて実に壮絶な作品。['07.11.10ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (直人) | [投票] |
★4 | ニュース映像やフラッシュバックといったテクニックもあざとくなく、カメラワークも冴えて、とにかく映像がいつまでも心に残る。 (檸檬) | [投票] |
★4 | ニュース映像を多用したメッセージ性の「うざったさ」や桂木洋子と田浦正巳が導く作り過ぎの悲劇性を非難したくなる。しかし木下恵介の渾身の気合が感じられる力のある映画だ。特に無音の回想シーンには息を呑む。木下は時折このような映画の呼吸を現出させるから侮れない。高橋貞二と高杉早苗もヒリヒリした雰囲気を良く出している。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 木下恵介にしてはえらい重い作品です。望月優子が素晴らしかった。 (kenichi) | [投票] |
★3 | ああいう母親は嫌いだけど、子供も子供だわなあ。効果音のないアフレコの独特の雰囲気。 (熱田海之) | [投票(1)] |
★2 | あたかも昭和28年という時代を鳥瞰するかのような立ち位置で映画を作りながら、描かれているのはどの時代にも起こりうる世代間ギャップでしかなく、そのアプローチがあまりにも大仰な分、かえって悲劇は時代性と意義を失い、といって普遍と呼ぶには底が浅い。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |