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仁義なき戦い 広島死闘編 (1973/)

Deadly Fight in Hiroshima

[Crime/Drama/Action]
製作日下部五朗
監督深作欣二
脚本笠原和夫
原作飯干晃一
撮影吉田貞次
美術吉村晟
音楽津島利章
衣装松田孝
出演菅原文太 / 北大路欣也 / 千葉真一 / 梶芽衣子 / 名和宏 / 成田三樹夫 / 山城新伍 / 前田吟 / 木村俊恵 / 加藤嘉 / 室田日出男 / 川谷拓三 / 八名信夫 / 小松方正 / 北村英三 / 志賀勝 / 野口貴史 / 汐路章 / 金子信雄 / 遠藤辰雄 / 小池朝雄
あらすじ昭和27年、旋盤工山中正治(北大路欣也)は傷害事件で刑務所入りし、先の土居組組長射殺事件で収監中の広能昌三(菅原文太)と面識を持った。出所後、愚連隊の大友勝利(千葉真一)からリンチを受けていたところを村岡組組長の姪、靖子(梶芽衣子)に助けられ、その縁で村岡組に世話になる。やがて対立が激化する村岡組と大友組の渦中にあって、一人前のヒットマンになった山中はターゲットを追い、呉で一家を構えた広能の前に現れる。山中に好意を持つ広能、靖子との関係を快く思わない村岡、衝撃のラストへの惨劇の幕が開いた。本作はシリーズ2作目、主役の文太が唯一脇へ退いており、純な青年の成長と恋を軸に据えた番外編的な異色作となっている。...[more] (sawa:38)[投票(3)]
Comments
全46 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5弾丸のように駆け抜ける北大路の表情一つ一つが愛しい。これと対照的に終始グラサンを外さない千葉チャンの心の闇にも惹かれざるを得ない。鳥肌のように荒い粒子が浮き立つ終盤の映像に戦慄、そして [review] (町田)[投票(11)]
★5梶芽衣子と北大路の熱演でシリーズ中でも突出した作品に。戦争で死に損ねて、殺人の度に予科練の歌の口笛を吹く山中。特攻で夫を亡くした靖子。図式的とも言える一方、力強くもある。戦争中は死ぬと軍神に祭り上げられたが [review] (ジョー・チップ)[投票(8)]
★5北大路欣也の一直線な破滅ぶり、梶芽衣子の薄幸ぶり、千葉真一の狂気ぶりよりも、ラストの葬式で暴れない菅原文太に男の哀しさを見る映画。ま、結局言いたいのは「芽衣子ちゃん萌え萌え」ってことなんスけど。 (もしもし)[投票(8)]
★5今回は文太師父は一歩ひいて傍観者の役回りである。しかし組織にいいように利用されてしまう北大路欣也を見つめるその視線はやはり渋すぎます。 [review] (ハム)[投票(5)]
★4北大路欣也の狂気をはらんだ男気と、それと対を成し受容する梶芽衣子の“女気”。人生の織り成す綾の不思議な美しさ、そして人が画策し転変する運命のむごさ!シリーズ二作目にして仁義なき暴力抗争の本質的悲劇をえぐり出してみせた要の傑作!! [review] (G31)[投票(9)]
★4肉と酒とタバコしか喰らってないのだろうなあ、という男のギラつきが物凄く、画面のエネルギーは前作をも凌ぐが、テーマ性も前作があってこそ、本作ならではのものがある。文太が後景にいるのは、物足りなさではなく、こういう味わいと感じるべき。戦後のイエ的悲劇から個人主義へ。これも一つの日本。 [review] (DSCH)[投票(5)]
★4自分も第1作推しです。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★4きれる千葉ちゃんを撮る深作欣二に「女」を感じ、ラストの北大路を撮る深作欣二に「男」の視線を感じる。どちらも狂気。 (sawa:38)[投票(3)]
★4北大路欣也の『雄呂血』。北大路欣也の親父はバンツマじゃなくて右太衛門だけどな。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4若い時の北大路欣也はギトギトしてて、相変わらずキモいが上手い。暑苦しい男ばっかりの前作と違って、梶芽衣子をヒロインに据える事によって話にも広がりが出てるし、華がある。梶芽衣子も一番綺麗な頃。['08.01.14シネマヴェーラ渋谷] (直人)[投票(1)]
★4価値観の崩壊した焼け跡に吠える怒れる若者たち。殺人マシンになる奴、金と女がすべてと言い切る奴、ただ苛め殺される奴…。戦争は終わっても彼らの純真と悲惨に変わりはない…。 ()[投票(1)]
★4一作目よりも更に“仁義ない”描写が映えた作品です。公開当時は山中に自分自身に重ね合わせて泣いた人も多いでしょう。きっと。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4北大路欣也を見直した(この作品に関してだけは)。凝縮され、印象深く、同時に鋭い演技。ラストの哀感も稀有なもの。前作に続いてパワー炸裂感がすごい。 (ツベルクリン)[投票(1)]
★4「ワシが格好をつけちゃりますけん」 [review] (緑雨)[投票]
★3セックス、ドラッグ、千葉真一! [review] (たかやまひろふみ)[投票(10)]
★3ついつい1作目との対比で観てしまう自分がいるのですが、それが逆にこの2作の長所短所をハッキリさせてくれた気がします。というわけでレビューは前作『仁義なき戦い』のネタバレありです。ご注意ください。 [review] (Myurakz)[投票(6)]
★3被写体すら見えない暗い画面の、なんと斬新なことだろう。整った起承転結の流れを破壊し、ドキュメンタリー文体の映像化に挑戦した深作欣二が冴えに冴える。ドラマは終わらない。北大路欣也の捨て犬のように悲しい目が鑑賞後も残像としてやけに残る。 (ジェリー)[投票(1)]
★3騙し騙されの狂騒の中を全力で駆け抜ける疾走感がシリーズの肝だと感じているので、番外篇的に鉄砲玉の人生に焦点を絞った本作には余り魅力を感じない。しかし、火傷しそうな千葉のオーラと対称的な成田の冷気。傍系人物は役者が揃っている。 (けにろん)[投票(1)]
★3前作のほうが好み。でも梶芽衣子は良い。 (赤い戦車)[投票]
★31本目とはまた違った良さがあるのは分かるが、やっぱりハード&タイトでそれぞれの死にざまに重みのあった前作の方が好き。 [review] (ドド)[投票]
★3下町で実直に働いていたあのヒロシがヤクザに… (TOMIMORI)[投票]
Ratings
5点24人************
4点66人*********************************
3点42人*********************
2点3人*.
1点0人
135人平均 ★3.8(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
寅屋の人々の真実 (けにろん)[投票(16)]東映・実録ヤクザ路線とそのモデルたち (Myurakz)[投票(11)]
死んだピラニアが残したものは・・・追悼・室田日出男 (ぽんしゅう)[投票(8)]〜怨み節〜 梶芽衣子の眼光 (町田)[投票(7)]
破滅のメカニズム 脚本家・笠原和夫の世界 (町田)[投票(6)]仁義なき戦い〜アナーキー・キャスティング・センス〜 (けにろん)[投票(5)]
おいらの青春 (まご)[投票(3)]文太の「せ・な・か」! (worianne)[投票(2)]
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