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靴みがき (1946/伊)
Sciuscia
[Drama]
監督 | ヴィットリオ・デ・シーカ |
脚本 | チェーザレ・ザヴァッティーニ |
原作 | チェーザレ・ザヴァッティーニ |
撮影 | アンチィーゼ・ブリッツィ |
出演 | リナルド・スモルドーニ / フランコ・インテルレンギ / アニエロ・メレ |
あらすじ | 終戦間も無いローマ。靴磨きの2人の少年、パスクアレ(フランコ・インテルレンギ)とジョゼッペ(リナルド・スモルドーニ)には自分達2人の貯めたお金で1頭の馬を買うという夢があった。資金を得るため、2人は占領軍物資の闇商売を手伝い、老占い師の所へ取り引きに行くが、その最中で警官に扮した仲間の大人達が踏み込んで来る。捜査と偽り、占い師から金銭を奪う事が目的である。そんな事情も良く知らぬまま金が手にした2人は念願の馬を手に入れる。ところが、占い師の訴えで2人は逮捕され、少年刑務所へと送られる事に・・・。ヴィットリオ・デ・シーカが混乱と貧困の中で少年達に降りかかる悲劇から敗戦国の現実を映す。 (HW) | [投票] |
友情がすれ違うお話。観終って切ない感じが残ります。 (カレルレン) | [投票] | |
戦争直後の混乱に巻き込まれる子供たちの心の叫びが聞こえる。鮮烈なラスト。ネオリアリズムの名作。 (セント) | [投票] | |
暗れ〜〜〜〜〜〜、やっぱりデ・シーカは『自転車泥棒』とこれやね。 (ニシザワ) | [投票] | |
燃える映写機、月明かりに浮かび上がる白馬、主人公たちの坊主頭、差し入れの生卵。デ・シーカの作品に共通するやりすぎが、この作家のリアル。でも、不思議にいやらしくなく心に残る。 (動物園のクマ) | [投票(1)] | |
本作に常について回る「ネオリアリズモ」という空ろな効能書きから完全に独立して立派な作品だ。少年院の3階建ての檻の前の広い石庭のセットの前衛的で簡潔な完璧さに心打たれる。キリコの絵のように鮮やかに少年たちの実存の不安を象徴する。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] | |
自然光だけで撮った映画ということですか、ちょっと、見にくい。話としては好きなほうです。 (ころ阿弥) | [投票(1)] | |
チェーザレ・ザヴァッティーニが参加した映画は、お話としてよく出来ている。これも作り過ぎが嫌らしいほどだ。ただラストへ向かって畳み掛ける構成は今見ても瞠目する。映画中映画のシーンで映写機が燃えるというアイロニーまで加味するところが「作り過ぎ」と感じる所以なのだが、だとしても映写機の燃える様がとても感動的なのだ。 (ゑぎ) | [投票] | |
「戦争」と「大人のずるさ」がシンクロしてる・・・ (YO--CHAN) | [投票] |
Ratings
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計 | 23人 | 平均 | (* = 1)
POV
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Links
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