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100,000年後の安全 (2009/デンマークスウェーデンフィンランド)

Into Eternity
地下深く 永遠(とわ)に 〜核廃棄物 10万年の危険〜

[Documentary]
製作リーゼ・レンゼー・ミュラー
監督マイケル・マドセン
脚本マイケル・マドセン / イェスパー・バーグマン
撮影ヘイッキ・ファルム
音楽カーステン・フンダル
出演ティモ・アイカス / カール・ラインホルド・ブロケンハイム / ミカエル・イェンセン / ベリト・ルンドクヴィスト / ウェンドラ・パイレ / エスコ・ロウコラ / サミ・サヴォリンネ / ティモ・セッパラ / ピーター・ヴィキベリ
あらすじ原子力発電によって作られる放射性廃棄物は、10万年にもわたって人体に有害な放射能を排出し続ける(10万年は欧州基準)。現在、日本をはじめとする原発を保有する各国では、放射性廃棄物は水を湛えたプールに格納されている。しかし、プールは何万年もの持続を考慮して設計されているわけではない。世界初の「放射性廃棄物最終処分場オンカロ」。この映画は、建造中のフィンランドの国家施設である「オンカロ」を始めてカメラで捉えたドキュメンタリーである。オンカロとはいったいどういう施設なのか。10万年間も放射能を出し続ける廃棄物を最終処分するということはどういうことを意味するのか。オンカロプロジェクトに関わった人々が率直に語るその内容とは。(79分) (ロープブレーク)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4原発推進の立場から最終処分場建設のイデーが示される。彼等が示す科学者の良心は、その背景にどす黒い強迫観念があるような気がしてくるのが絶妙だった。監督のマッチ擦る気障はやめた方が良かったと思う。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4埋葬された核は十万年先まで人間を笑う。相手が人類かどうかも分らない者たちとのコミュニケーションなんて・・・。誰もが確実性を実証できない(信じていない)対応策を真顔で議論する学者や技術者の滑稽さ。この一見、誠実に見える無責任を誰が責められるだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4その全貌が今ひとつ把握しきれない「オンカロ」は、あるシーンではSF建造物、また別のシーンでは洞窟・廃墟のような表情を見せる非常にフォトジェニックな空間だ。ドキュメンタリに作為の跡が残ることを恐れない演出家は恵まれた画力を存分に振るって、この世界で進行する異様な事態を告げ知らせる。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4短い映画ですが、淡々としているので、後半少ししんどいです。ドキュメンタリー映画ですが、少し演出が入っています。過剰すぎるほどではなく、恐怖をむやみにあおり立てたりはしませんが、現在の地球の「現実」に絶望的な気持ちでいっぱいになりました。しかし、原子力発電の恩恵を受けている人たちには、最低限、覚悟として知って欲しい。 (華崎)[投票(1)]
★4淡々とした撮り口に最初の20-30分くらいは正直眠かった。ところがぽつりぽつりと語られる関係者の発言内容に、戦慄し、覚醒し、深く深く内省し、見終わったあとでは日本人としての誇りが揺らいでいた。 [review] (ロープブレーク)[投票]
★3要はゴミ捨て場づくりなので地味っちゃ地味。だが10万年という人知の先に挑む、壮大な科学的挑戦なのだと思った。語り口は辛気臭かったが。 [review] (G31)[投票]
Ratings
5点2人**
4点8人********
3点4人****
2点0人
1点0人
14人平均 ★3.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
(死ぬまでシネマ)[投票(4)]
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