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モンスターズ 地球外生命体 (2010/)

Monsters

[SciFi/Thriller/Drama]
製作総指揮ナイジェル・ウィリアムズ / ニック・ラヴ / ルパート・プレストン
製作アラン・ニブロ / ジェームズ・リチャードソン
監督ギャレス・エドワーズ
脚本ギャレス・エドワーズ
撮影ギャレス・エドワーズ
美術ギャレス・エドワーズ
音楽ジョン・ホプキンス
出演スクート・マクネイリー / ホイットニー・エイブル
あらすじ6年前NASAは地球外生命体を発見、それを地球へ持ち返る計画を実行。しかしロケットがメキシコ北部へ墜落し、地球外生命体が流出、しかも突然変異を起こした。アメリカはメキシコとの国境を封鎖し、メキシコ軍と共同で巨大化した地球外生命体を駆逐すべく軍事行動を開始するが事態は悪化していく。スクープ狙いでメキシコにきた新聞社カメラマンのコールダースクート・マクネイリーは、生命体の活動が活発になり国境閉鎖の直前という時期になって本社からメキシコで怪我をした社長の娘サムホイットニー・エイブルを無事アメリカへ帰国させろと厳命を受ける。やむなくサムを連れてアメリカを目指すが…(94分) (シーチキン)[投票]
Comments
全16 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4主題的深まりを欠くが、SFにかこつけて提示されるドキュメンタリー的画には神々しさ。残骸の並ぶ地表、遠くを飛び去る戦闘機。空爆の時代と「壁」の向こうのアメリカが不意に地続きとなる。日常へと連れ戻すあっけない終幕もその意味では巧み。(2012.1.30) (HW)[投票(5)]
★4不穏からの解放の道程で、散々映し出される破壊された生活の場や廃墟と化した文明の残骸は、この数十年我々が報道で目にしてきた紛争地域の惨状そのもので、何のことはない、すでに世界中を「怪物」が徘徊しているということ。「物語」ボケからの覚醒を促す快作。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4モンスターの造形は遊園地の着ぐるみレベルだし、この終わり方は気にいらない。しかし、怪獣どもに侵食され、壊れていく世界には本物のSFの香りがする。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
★4視線がきちんと怪獣に収束する。心得ているな、と思った。 [review] (kiona)[投票(3)]
★4地球外生命体としての造形・鳴き声・暴れっぷりという観点ではダサダサ。だが、主人公二人のロードムービーという意外とも言える焦点の当て方が、隔離地帯のなかで徐々に違和感なく照らされていく。モンスターの影響により荒廃した数々の映し出される民家や人々。この混沌としたロケーションが見事。まあ、ラストも苦笑いしつつ拍手。 (クワドラAS)[投票(3)]
★4モニタ越しの「襲撃」。伝聞による「隔離」。ファインダー越しの「死」。「それ」は本当にいるのか。あらゆる「壁」に「封じ込まれた曖昧さ」が世界(日本を含む)において、事態を「本当に」認識することの難しさを提示する。これを克服する手立ては、「歩く」ことより他にない。低予算映画とのことだが、ロードムービーとしての仕立ては必然であり、仮に予算があったとしてもこういう撮られ方以外にないだろう。 [review] (DSCH)[投票(2)]
★4ゴジラのハリウッドリメイクを任された手腕観たさだったが、想像以上のインテリジェンスを感じた。積年の、怪獣とは何かという思考が、単なるディザスターの装置として貶めず、かと言って単純な戦争の比喩などという古臭い命題さえも払拭しながら、男女の引力を、人間本来のサバイバルゲームに収斂させていく純粋さに魅せられた。これが130万円とは脱帽。 (まー)[投票(2)]
★4惨状想定のロケ努力は尊重するが、所詮「ふーん」としか思えない。しかし、已む無く行動を供にする男女という青臭くもトキメく設定が物語を一応牽引。そんな2人が事後の算段から解かれ今の想いに身を委ねる、その契機のタコモンスターの切ないまでの幽玄。 (けにろん)[投票(2)]
★4設定はSFだが、実際は、最近の低予算によくありがちな主観風撮影のロードムービー。しかし、この映画には、愛とアメリカへのアイロニーが込められていた…。 [review] (ベルガル)[投票(2)]
★4怪獣が身近にいたら、どうなるんだろうか?ということを本当に描ききった映画だとおもう。 [review] (がちお)[投票(2)]
★4期待しているものが何なのかによって高評価も低評価も頷ける。低予算であることを感じさせない手腕は見事。この感じでゴジラも作れたら良かったのだろうけど、潤沢な予算になるとやりたかったことがあからさまになったので、この監督、それなりに制約を設けた方が良い作品を作れるのかも。自分はこの作品、かなり好感度高い。それにしてもこのレベルにして低予算と言えるとは、CGも進歩したものだ。 (tkcrows)[投票]
★4「低予算!」を売りにするのは配給元であり、作り手側からすれば「予算がない中、できる限りのことをやった」作品なのだからして、むしろ「何を伝えたかったのか」がわかりやすいはずなんだが… [review] (BRAVO30000W!)[投票]
★4怪獣映画を期待せずにロードムービー物として観るとけっこう面白い。でも俺だったらこの作品を観てギャレス・エドワーズに大作『GODZILLA ゴジラ』は任せられないな。ホイットニー・エイブルが可愛いので1点おまけ。 (万城目ドラッグ)[投票]
★3それなりによく考えられた映画で決して悪くないのだが、悪くないで終わっている。好きじゃあないな。 [review] (ペンクロフ)[投票(2)]
★3ジャンル的に振舞うことにはそれなりの効用があって、たとえばこれは怪獣物のふりをすることで、展開される恋愛譚が実際に施された演出以上に繊細に見える。そう思えばホイットニー・エイブルにはキャメロン・ディアスの面影が認められる。スクート・マクネイリーは脂の抜けたジャック・ニコルソンだが。 (3819695)[投票(2)]
★2G.エドワーズは監督は上、撮影は中、脚本は下。旅立ちのキッカケとか米の壁を望遠するキッカケは重要なシーンだが、下手だ。壁はgreatで、それだけで笑えるのにフォロー無し。ラストシーンもお粗末で笑えた。女はA級、男はB級、作品はC級。面白くない。 (KEI)[投票]
Ratings
5点0人
4点19人*******************
3点14人**************
2点5人*****
1点0人
38人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ミュージシャンによる映画音楽 (HW)[投票(6)]
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