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アマチュア (1979/ポーランド)

Amator

監督クシシュトフ・キェシロフスキ
脚本クシシュトフ・キェシロフスキ / イェジー・シュトゥール
原作クシシュトフ・キェシロフスキ
撮影ヤツェク・ペトリツキ
音楽クシシュトフ・クニッテル
出演イェジー・シュトゥール / マウゴジャータ・ジャブコフスカ / エバ・ポカス / ステファン・チジェフスキ / イエジ・ノバク / クシシュトフ・ザヌーシ
あらすじ工場勤めのフィリップ(イエジ・スツール)は愛妻イルカ(マウゴジャータ・ジャブコウスカ)が無事に娘を出産したのを機に思い切って8ミリカメラを買った。娘の成長の記録を残すためである。しかし、フィリップは娘を撮るだけでなく近所の人々にもカメラを向け始める。そんな或る日、上司のオスチュ(イエジ・ノバク)と共に工場長(ステファン・チェジェフスキ)に呼ばれて工場の記念式典の模様を8ミリで撮るように命ぜられる。自信があったわけではないが、兎にも角にも当日、フィリップはカメラを回し続けるのだが…。79年モスクワ国際映画祭金賞。クシシュトフ・ザヌーシが実名の監督役で出演。 (けにろん)[投票][全 2 件]
Comments
全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5湧きあがる衝動。だれを傷つけても、だれを元気づけても、ただ、撮るだけ。そこに人生があるのだから。 (booca)[投票]
★5夢を追いかける男とその妻、男の仲間に起こる 「ごく自然」な人間関係の変化を描き、「表現すること」と「省みること」の接点を浮き彫りにした傑作。 [review] (レモン汁)[投票]
★4「演劇がなんだ、誰かも言ってただろう、映画は最も重要だ」「レーニンです」(2011.8.21) [review] (HW)[投票(2)]
★4こういう夫婦の心の襞ってあるよね。夫がだんだん関心が他に向かっていく事に哀しみと絶望を感じる妻。子供が生まれて絶頂期なのに。人ごとでなくあの時の私たちを垣間見てしまった感。丁寧に喪失感を描いている。秀作。 (セント)[投票(2)]
★4編集がとにかくウマイ。話を続けそうに見えたところでさっと切って、妙に明るい画面に切り替える。このちょっとした不意打ちが断続的に繰り出されて飽きさせない。 (_)[投票(1)]
★4趣味が高じてオタク度100%、プロアマ境界一歩手前。いつどこの世でもオタクってのは女に理解されないんだよね。それにしても社会主義体制におけるアマチュアって…。 (熱田海之)[投票(1)]
★4畳みかけるような編集が21世紀的で、とりあえず画で提示して後に物語を付け足す話術もそうだ。物語上は意味がなかった断片、酔っ払い運転の車とか演習のガスマスクとかの頻出がリアルを肉付けしており、作品の主題に絶妙に沿っている。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4もっとも理解してほしい人に理解されないもどかしさが、イェジ・シュトゥールの表情からよく伝わってくる。 (わさび)[投票]
★3何かを得る為には何かを棄てないといけない。しかし、男は棄てたものを何時までも忘れることが出来ないのである。痛い映画だが、この頃のキェシロフスキは映画をモチーフとして使ったメタ構造を昇華させるトリッキーなケレンが未だ無く少しく物足りない。 (けにろん)[投票(1)]
★3映画を作るためには様々なリスクを負わなければならないのだろう。観るだけでいい私などは気が楽なものだ。この映画は、困難にもめげずに映画を作り続けるぞ、というキェシロフスキの宣言とみた。 (Ribot)[投票]
Ratings
5点4人****
4点9人*********
3点6人******
2点0人
1点0人
19人平均 ★3.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
CQNPOV vol.1 (町田)[投票(2)]
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