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アリラン (2011/韓国)
Arirang
製作 | キム・ギドク |
監督 | キム・ギドク |
脚本 | キム・ギドク |
撮影 | キム・ギドク |
美術 | キム・ギドク |
出演 | キム・ギドク |
あらすじ | 自作品『悲夢』で主演女優を死なせかけてしまい、さらに協力した才能豊かな仲間に「裏切られた」経験から、映画監督キム・ギドクは映画を撮ることができなくなってしまった。彼は一匹の猫だけを伴い、田舎の一軒家で隠遁生活を送る。寝て起きて、ものを料理して食べ、また眠るだけの暮らしの中で、もう独りのギドクが目を覚ます。彼は映画監督として、期待を寄せるファンへ報いる義務を説く。だが、アリ地獄のような現状に呑まれるギドクの覇気は容易には甦らない。そのうちにさらにギドクの人格は分裂、自己主張を始めるのだった。彼は歌う、全てを解放するアリランのメロディを…。ギドクの実験的なセルフ・ドキュメント。〔91分/カラー/HD〕 (水那岐) | [投票] |
カメラを向けられとたん人は平常心でいられなくなる。身構え方に程度の差こそあれ、プロの役者でもズブの素人でも同じだ。だから自分にカメラを向けるということは、意識の有無にかかわらず、どんな嘘をつくべきかを自答自問すること。そして映画とは嘘の凝縮。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
予告編から全体は想定できた。そしてまさにその通りの映画であった。一人の男の魂の遠吠え。がなりたてるアリランの唄。でもそれはやはり映画であった。映画そのものであった。そしてまさに虚構の世界であった。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
キム・ギドクは純粋だ! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] | |
ギドクを「韓国の北野武」と呼ぶのは非常に嫌なのだが、今回ばかりはこの作品が『監督・ばんざい!』に等しいというネガティブな意味でその比喩を使わざるを得ない。本作をギドクは「ドキュメンタリーであり、ドラマでもファンタジーでもある」と形容するが、ことジャンル論で言うならこれはセルフ・チア・フィルムだ。実験作とてエンタテイメントの性格を棄てなかったギドク作品にあってベクトルは確実に歪んでいる。 (水那岐) | [投票] |
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POV
就職先、映画業界とりあえず希望 (ぽんしゅう) | [投票(12)] |
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