みんなで一緒に暮らしたら (2011/仏=独)
Et Si Vivait Tous Ensemble?
And We All Lived Together?
あらすじ | パリ郊外。プレイボーイの老写真家クロード(クロード・リッシュ)には、75歳の現在も誕生日を祝ってくれる仲間があった。すでに呆けはじめている愛犬家のアルベール(ピエール・リシャール)と彼を支える元教師のジャンヌ(ジェーン・フォンダ)。そして市民活動を続ける闘士ジャン(ギイ・ブドス)と、それを疎み孫を可愛がる祖母らしい生活を望むアニー(ジェラルディン・チャップリン)の4人である。だが年を重ねたクロードを心配する息子は、彼を老人ホームに収容させる。それを我慢できない仲間たちは、アニーの持ち家を皆の共同生活の拠点とし、アルベールの愛犬世話人ディルク(ダニエル・ブリュール)とともに暮らし始めた。〔96分/ヴィスタ〕 (水那岐) | [投票] |
★3 | フランスらしさが漂う、恋愛物語。老人たちなのに、現役感ばっちり。 (あちこ) | [投票] |
★3 | フランスならではの人生を享楽のために生きる人々の姿勢が、いまだ他者のために額に汗する我々日本人の生き方との齟齬を孕み、そこに違和感が生まれる(我々の心底からの欲求は別にして)。それだけに、締めくくりは日本人が素直に抱きうる帰結点であるがゆえに、コミカルな物語運びに過度の陰影をつけすぎた観がなくもない。 (水那岐) | [投票] |
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3点 | 2人 | ** |
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計 | 2人 | 平均 ★3.0(* = 1) |
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