★4 | 尊厳死という難しいテーマを軸に3つの物語を展開させているのですが・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 尊厳死の是非を巡る事件をからめた3つの話が描かれるが、殆どこの社会的なテーマについて真面目に描こうという気はないと思われる。ではその代わりに何があるのか。それは抜群に面白いプロットでありキャラクターであり画面と音なのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 社会時評を踏み台にして方々でナンパが始まり、憤青派の娘の発情のもたらす反感でトニ・セルヴィッロへの同情が促される。枯れたオッサンらが浴場で恍惚となると、絵の質感が超ドメスティクな内容にまるで見合わない現代イタリア映画の宿痾に見舞われる。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | 端的に被写界深度の浅い切り返しが多すぎる。携帯の使い方も思いの外ダサい。シネスコを採択したのは恐らく寝そべる男女を捉えるためと思うが、うまく使いこなせていない。前半はまだ良い場面も有ったが、終盤は全然駄目。審美的な画面はただ美しいだけであって、何ら映画的感興を呼び起こさない(この点でスピルバーグ『リンカーン』と同じ愚を犯している)。失敗作だろう。 [review] (赤い戦車) | [投票] |