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パラダイス:愛 (2012/オーストリア=独=仏)
Paradies: LiebeParadies: Love
製作 | フィリップ・ボベール / クリスティーネ・ルッパート / ウルリヒ・ザイドゥル |
監督 | ウルリヒ・ザイドゥル |
脚本 | ウルリヒ・ザイドゥル / ヴェロニカ・フランツ |
撮影 | ヴォルフガンク・ターラー / エド・ラックマン |
美術 | アンドレアス・ドンハウザー / レナーテ・マルティン |
衣装 | ターニャ・ハウスナー |
出演 | マルガレーテ・ティーゼル / ピーター・カズング / インゲ・マックス / メラニー・レンツ / マリア・ホーフシュテッター |
あらすじ | 娘のメラニーを姉のマリアに預け、50代のシングルマザーのテレサ(マルガレーテ・ティーゼル)はケニアのリゾートへヴァカンスに出かけた。そこでは、日常から解放された白人女たちが黒人のビーチボーイ相手にセックスの享楽に溺れていた。浜に溢れた黒人たちは、「愛」の代償に金を受け取りブクブクに太った白人女の相手をしていたのだ。親友のインゲ(インゲ・マックス)の話に刺激され、一線を越えてビーチに足を踏み入れたテレサもまた、黒人たちの甘く執拗な「愛」の攻撃にさらされ、醜く太った体さえいとわず優しく接してくれる彼らの「愛」に束の間の幸福を取り戻したような気になるのだった。「パラダイス」3部作の1第作。(120分) (ぽんしゅう) | [投票] |
「カタチとしての愛」という幻想を、無自覚な階級意識の果てに見出そうとする中年白人女の滑稽な焦り。その差別意識を逆手にとって「実利としての金」を得る黒人たちの卑屈なしたたか。そんな交歓が必然として生む孤独と寂寥に「欧州」が抱えた罪と罰が透ける。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
セックスバカンスに興じるオバン達もだが、現地の男どもの恥も外聞も無い買ってくれ攻撃の衒い無き生活本能と深層悪意。そういうパラダイスで自己開放し恥を晒した果てに垣間見える女の孤独地獄だがアイロニカルに見つめる毒視線は心なしか仄かな慈愛がある。 (けにろん) | [投票(1)] |
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計 | 3人 | 平均 | (* = 1)
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