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罪の手ざわり (2013/中国)

A Touch of Sin
天注定

[Drama/Crime]
製作総指揮ジャ・ジャンクー / 森昌行 / レン・チョンルン
製作市山尚三
監督ジャ・ジャンクー
脚本ジャ・ジャンクー
撮影ユー・リクウァイ
音楽リン・チャン
出演チャオ・タオ / チアン・ウー / ワン・バオチアン / ルオ・ランシャン / チャン・ジャーイー / リー・モン / ハン・サンミン / ワン・ホンワァイ
あらすじ中国の東西南北の都市で実際に起きた事件に材をとったジャ・ジャンクーのカンヌ国際映画祭脚本賞受賞作。山西省の炭鉱夫ダーハイ(チアン・ウー)は、村長と社長の不正蓄財を告発しようと実力行使に訴える。出稼ぎだと偽って強盗を重ねながらチョウ(ワン・バオキアン)は、重慶に残した妻と幼い息子に金を送る。湖北省の風俗マッサージ店の受付嬢シャオユー(チャオ・タオ)は不倫相手(チャン・ジャイー)の妻からなじられ、客からも屈辱的なセクハラを受ける。高収入を求めて外国人相手のナイトクラブのボーイとなった広東省の若い工員シャオホイ(ルオ・ランシャン)は、店の接待嬢(リー・モン)にほのかな想いを抱く。(129分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5僕にとって危険な映画です。最初の2つの挿話。何気なく人を殺戮するその小気味よさ。ほとんどの人間が現代を我慢してかろうじて生きながらえている中、スクリーンでは幻想よろしく、大物小物問わない悪人たちが拳銃の弾に、ばったばったと倒れて行く、、。 [review] (セント)[投票(2)]
★5人が事に及ぶに当然あるであろう葛藤や躊躇は描かず、状況や空気を丁寧に描くことで演繹的にアプローチするのだが、結果、非情緒的なのに惻惻とした慈しみが横溢している。特に第3話が傑出し、大陸を流浪するチャオ・タオで締めるラストは荘厳である。 (けにろん)[投票(1)]
★4誤解を恐れずに書けば、持たぬ者や、虐げられた者にとって、暴力は最後に残された自己救済のための武器である。ただし、それは自爆による現状破壊でしかなく、負としての救いしかもたらさない。それでも、その隘路を歩まざるを得なかった者たちの話である。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4語り手の資質にとって異質なものが表現されるとき、現象は記号じみてくる。この偽物感は、本編の方にも、俗物が背伸びしてインテリを装うかのような気まずい感覚をもたらしかねない。 [review] (disjunctive)[投票]
★3「行こう!」「どこへ?」「えー・・・。行けるところへ」 [review] (G31)[投票]
★3いつになく性急なカッティングと被写界深度の浅さ。唐突な「行動」はたくさん見られても、アクション(=運動)の驚きや官能性はほとんど感じられない。冒頭からして、人を殺すのにそんなカットを分ける必要があるのだろうか。運動で物語を紡いでいく感覚が抜けている。確かに無感情なハードボイルドではあるが、これでは活劇にならない。初の失敗作ではなかろうか。強いて言うなら4話目が一番気に入った。 (赤い戦車)[投票]
Ratings
5点4人****
4点2人**
3点4人****
2点0人
1点0人
10人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

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