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福福荘の福ちゃん (2014/日＝英＝台湾＝伊＝独)

Fuku-chan of Fukufuku Flats

製作総指揮	小西啓介 / 藤本款 / 杉田浩光
製作	新井直子 / 藤村恵子 / アダム・トレル
監督	藤田容介
脚本	藤田容介
撮影	池内義浩
美術	安宅紀史
音楽	エコモマイ
衣装	小里幸子
出演	大島美幸 / 水川あさみ / 荒川良々 / 芹澤興人 / 飯田あさと / 平岩紙 / 黒川芽以 / 山田真歩 / 徳永ゆうき / 真行寺君枝 / 古舘寛治 / 北見敏之 / 山本剛史 / 田口主将

あらすじ

塗装職人の福ちゃんこと福田辰男(大島美幸)は32歳、独身。安アパート福福荘に住んでいる。職場の新入り(徳永ゆうき)には優しく、一風変わったアパートの住人(芹澤興人/飯田あさと)たちの悩みにも親身になって付き合う気のいい男だ。ちょっとおせっかいないな同僚のシマッチ(荒川良々)は、彼女のいない福ちゃんに嫁(黒川芽以)の友人(山田真歩)を紹介するのだが、まったく関心を示さず逃げ回るばがり。一方、勢いで外資系企業を辞めてしまい、写真家を目指さざるを得なくなった千穂(水川あさみ)がいた。挫折して落ち込んいた千穂はある女(真行寺君枝)の助言で中学の同級生福田君のことを思い出した。(111分) [more] (ぽんしゅう)

[投票]

★5	こんなに気負いのない素直な優しさに満ちた映画もめずらしい。このトーンのすべては福ちゃんのキャラクター、すなわち大島美幸が背負っている。彼女がおっさんを演じることで事象の生々しさが払拭され、リアルと非リアルの境界線上に絶妙な隙間が生まれている。 [review] (ぽんしゅう)	[投票(4)]
★5	最初から最後まで気持ちよく爆笑させてくれる。現代的なブラックユーモアと伝統的な人情喜劇が排斥し合わず相乗効果をあげる様は大人計画系喜劇の見事な達成。出演俳優全員の代表作になるだろう。 [review] (寒山拾得)	[投票(3)]
★4	心地よいほどの温かさ。 [review] (ナム太郎)	[投票(2)]
★4	壊れた者を世界に取り込む理想郷は母性的であることが要件と思われ、リアクター福ちゃんは男と設定されても大島が女であることは皆知ってるから成立する。ノンケ山田が察知して去るジェンダー混沌の危うさを内包しつつ脇キャラ祭で映画は踏み留まる。 (けにろん)	[投票(2)]

5点	3人	***
4点	6人	******
3点	1人	*
2点	2人	**
1点	0人
計	12人	平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

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