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メビウス (2013/韓国)

Moebius

製作	キム・ギドク / キム・ウテク / キム・スンモ
監督	キム・ギドク
脚本	キム・ギドク
撮影	キム・ギドク
美術	ホン・ジ
音楽	パク・イニョン
出演	チョ・ジェヒョン / ソ・ヨンジュ / イ・ウヌ / キム・ジェホン / キム・ジェロク

あらすじ

夫婦と高校生の息子の三人暮らしの裕福な一家。しかし、夫（チョ・ジェヒョン）の浮気のため、家族関係はすさんでいた。ついに、嫉妬に狂った妻（イ・ウヌ）は夫の性器を切り落とそうとするが失敗し、みさかいをなくし代わりに息子（ソ・ヨンジュ）の性器を切断。そのまま家を出てしまった。自責の念にかられた父は自分の性器を息子に移植することを思いつく。さらに、性行為の代わりに性的快感を得る方法を調べ息子に報いようとする。一方、父の浮気相手(イ・ウヌ/二役)と知り合った息子は、その女との関係を深めていく。そんなとき、母が突然家に戻り、一家の関係はさらに泥沼化する。全編、一切セリフのない実験的野心作。(83分) (ぽんしゅう)

[投票]

★3	爆笑男根映画 [review] (ペペロンチーノ)	[投票(2)]
★3	学生が撮った自主制作八ミリ映画のような「乱暴」の印象を受ける。粗雑なカメラワークとカッティングから演出意図を窺うことはできず、極端に音数が少ないのは録音とリップシンクの労を惜しんだために思える。一貫しない画調も現像（タイミング）がプロ仕様ラボの仕事でないためかしらと錯覚してしまう。 [review] (3819695)	[投票(1)]
★3	イ・ウヌのキャラクター造形が鮮烈な割に、それに見合うだけの緊張感が醸成されず、父と息子の性をめぐる和解も短絡的で人の業や愛欲の深淵はみえずじまい。セリフの徹底排除という冒険はテーマの拡散を招き、その犠牲に見合う映画的成果は生まれなかった。 (ぽんしゅう)	[投票(1)]
★3	最近のギドクはかなり変わってきたかなあ。というよりもう映画ではやることがないのか、彼の持つ本源から夢遊しているかのようである。本人は真剣でも他人から見れば戯言なんてことあります。そんな感覚でしょうか、、。 [review] (セント)	[投票]
★2	興味深いテーマと見ていたが、次第に退屈になりやがて唇からは失笑が漏れた。こんなにもこれらの人々が男根にこだわるのは、ギドクがきわめて男性的な作家だからだ。要するに彼は女性を凌辱できなくなれば自分は人間でなくなるとでも思っているのだ。 [review] (水那岐)	[投票]

5点	0人
4点	0人
3点	6人	******
2点	2人	**
1点	0人
計	8人	平均 ★2.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

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