★5 | 冷たく透明、かつ、黒く硬質なフィルム・ノアールの誕生。新しいファム・ファタールたるグイ・ルンメイの瞳の奥に乾杯! [review] (いくけん) | [投票(2)] |
★4 | ファーストカットは土砂?袋?シート?と思っていると、ダンプの荷台上と分かる。石炭か。ベルトコンベヤーの上に切断された手。これが事件の発端。続いてトランプする男女。男はリャオ・ファン。濡れ場があり、駅のホームでの別れの場面となる。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 「昼」と「夜」の拮抗ぶりが目を惹く批評的フィルム・ノワール。画面の特質に着目するならば「蒸気」と「煙」の映画と云ってもよい。舞台地の緯度も、季節も、クリーニング店も、白昼の花火も、蒸気と煙で画面を描く口実である。逆に云えば、蒸気と煙はそれらを統べるための画面的細部として導入される。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | そんなに賞を取っている映画だなんて知らず、相変わらず何の先入観もないまま鑑賞した。陰惨な殺人事件をベースにしているが、どこか全編に渡り抒情的なんだよね。そこがこの映画の魅力だと思う。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 『鵞鳥湖の夜(2019)』を先に観たものだから、グイ=ルンメイの登場に「オゥッ」と声を上げてしまった(赤面)。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 内実が希求した表現ではなく全てに狙ってる感がそこはかとなく漂う。白昼の花火も観覧車も砕炭工場やスケート場も絵面としては蠱惑的だがズシンと来ない。ミステリーとして成立させる気は端から無なさそな凡展開で、ドン詰まりな男と女の物語としても及び腰。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 外連味が果てしなく後退したウォン・カーウァイ。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | 日常の実と虚の比重を逆転させる経年トンネル。観客に目撃者であることを強いる銃撃戦。男と女の関係が最も密着する観覧車内の不安定な浮遊感。中国映画らしからぬタッチは素直に新鮮だが、ジャンル映画の域を突き抜けないのは中国らしさ不足のせいという矛盾。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | スカした映画の中のエンターテインメント!とか言いたいんだけど、どうにも取っ掛かりがない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |