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さらば、愛の言葉よ (2014/)

Goodbye to Language
Adieu au langage

[Drama]
製作ブラヒム・シウア / ヴァンサン・マラヴァル / アラン・サルド
監督ジャン・リュック・ゴダール
撮影ファブリス・アラーニョ
出演エロイーズ・ゴデ / カメル・アブデリ / リシャール・シュヴァリエ / ゾエ・ブリュノ / クリスチャン・グエゴリ / ジェシカ・エリクソン
あらすじスイス。レマン湖畔。人妻(エロイーズ・ゴデ)と男(カメル・アブデリ)が出会い、愛し合い、SEXし合い、喧嘩し合い、どつき合うのであるが、季節は巡るのであった。一方、犬(ロクシー・ミエヴィル)は湖畔を彷徨い歩く…。83歳ゴダールの通算116作目にして初の3D映画。2014年カンヌ国際映画祭、審査員賞・パルムドッグ審査員特別賞賞、全米批評家協会賞、作品賞受賞。 (けにろん)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4言葉を、ノイズとの臨界へと追い込むゴダール。映画という人工的な装置によって逆説的に実現される、空間への原初的な驚きを、3Dという、更なる人為性を駆使して未踏の地へと推し進める。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★43Dを得てビデオ期の作風に立ち戻ったかのようで、攻撃的だが極度にシンプルで抽象的。これは遺作のパロディか。二人一役はブニュエル遺作へのオマージュだろうか。いつもの男女の喧嘩はパルムドッグにより終焉を迎えるのだろうか。 (寒山拾得)[投票]
★3この画面こそ、3Dでないと成立しない、と云った意味で、人類が得た初めての3D映画だろう。『ゼロ・グラビティ』の100倍は驚くべきだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3「一」と「二」をめぐる三次元映画(第三章は訪れない)。通常の二重露光における時差を視差に捉え替えたカットは、左右の眼それぞれの視覚は両眼視の単純な二分の一ではないことを明晰に示す。「男女の別離」が物語に選ばれるのは、一組を成す二人が一人と一人に分裂する緊張の基礎的資料だからである。 [review] (3819695)[投票(1)]
★3映画における現実感や迫真性は、嘘を上塗りする技術力に正比例し、リアルの捏造手段の優劣が商業的成功を左右する。人の実人生で最大の捏造手段は「言葉」だ。だから、この男と女らの存在は空疎で像を結ばず、捏造の埒外にある犬はナチュラルであり続けられる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3「愛」と「言葉」について語り続けてきた男が決別を言う程の感慨もなく本気かも怪しい醒めた世界は、しかし溜らぬ冷えた情感が覆う。レマン湖を揺蕩うフェリーを筆頭に水が印象的だ。『メイドインUSA』的ギャングの稚拙もメタ的に許容。3Dは成否半々か。 (けにろん)[投票(1)]
★3ゴダールが3D技術で思う存分遊びまくってみましたという映画。それ自体は確かにまったく味わったことがない映像体験で、新鮮な驚きはある。が、これが一本の作品として面白いかと言われると、正直頭を抱える。 (太陽と戦慄)[投票]
★1思い切ってパンフも買ったのに、映画はまったく分かりませんでした。あまりにも理解不能な映画だったんで、館内で知り合いが居たらに避けたいな…と思いつつ、そっと映画館を出ていきました。 [review] (ギスジ)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点5人*****
3点7人*******
2点2人**
1点2人**
16人平均 ★2.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
2018 BBCが選ぶ21世紀最高の100本 (けにろん)[投票(8)]
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