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日本のいちばん長い日 (2015/)

[Drama]
製作総指揮迫本淳一
製作榎望 / 新垣弘隆
監督原田眞人
脚本原田眞人
原作半藤一利
撮影柴主高秀
美術原田哲男
音楽富貴晴美
衣装宮本まさ江
特撮小田一生
出演役所広司 / 本木雅弘 / 松坂桃李 / 堤真一 / 山崎努 / 神野三鈴 / 蓮佛美沙子 / 大場泰正 / 小松和重 / 中村育二 / 山路和弘 / 金内喜久夫 / 鴨川てんし / 久保酎吉 / 奥田達士 / 嵐芳三郎 / 井之上隆志 / 矢島健一 / 木場勝己 / 中嶋しゅう / 麿赤兒 / 戸塚祥太 / 田中美央 / 関口晴雄 / 田島俊弥 / 茂山茂 / 宮本裕子 / 戸田恵梨香 / キムラ緑子 / 野間口徹 / 松山ケンイチ
あらすじ1945年4月。戦況が悪化し本土への空襲が続くなか、首相に任命された海軍出身で侍従長も務めた鈴木貫太郎(山崎努)は、老齢を理由に就任を固持し続けるが、昭和天皇(本木雅弘)のたっての希望で役に就くことになる。組閣にあたっての一番の問題は海軍と激しく対立し、本土決戦を唱える陸軍大臣を誰にするかだった。鈴木はかつて同時期に天皇の侍従武官を務め、その人柄を知る阿南惟幾(役所広司)を指名する。この戦争をどう終結させるかが自分の使命と決めている鈴木は、天皇の「御聖断」を仰ぐ機会を模索する。しかし、戦争続行を強く主張する陸軍内部では、畑中少佐(松坂桃李)ら若手将校が反乱も辞さない動きを見せ始める。(136分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全13 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5イロイロ言いたいことはあったんですが、とりあえず「★5つが0」と言うほどには酷くはなく、本木雅弘山崎努がエラく良かった、ということで高得点にしておきます。 (るぱぱ)[投票(1)]
★4今時これだけのことをよく描き切ったとは思うけど、何だか『突入せよ! あさま山荘事件』に似た感覚。“体制側”の映画のような気がする。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★4名作の真っ向勝負を避けたのは正解。これはこれでアリだし、特に配役が全て素晴らしい。酎吉さんを観たのは久々だけど抑えた演技が的確で助演男優賞あげたいくらい。ここまでやったら役所さんの最後のあれは事後だけでも良かったのではないかと。松坂くんはこういう役もしっかり受けるから好感度高い。 (tkcrows)[投票]
★4もう70年前というべきか、まだ70年前というべきか。自分は後者と考えたい。終戦直前の数日間は間違いなく、明治維新と並んで日本の命運を分けた重く長い日々だった。軍人はなぜ絶望的な戦争を続けたがるのか。文民統制の大切さを改めて思い知らされる。 (カフェラテ)[投票]
★3構図と編集リズムによりドラマのエモーションを高める作為は前半に関しては一応の成果を見せ、ミクロに集約された三者の思いの錯綜は新鮮でさえある。ならば将校の叛乱は寧ろ描かないくらいでよかった。後半は流された感が横溢した岡本版の劣化模倣だ。 (けにろん)[投票(3)]
★3現実味を帯びた熱い人間模様の描出としては鑑賞中時間を忘れる程度によく出来ているのだが、もう一歩「虚しさ」みたいなものを感じさせるまでの後味には至らなかった気がする。それができてこそのリメイクだと思うのだが。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3何と言っても一番の成果は中嶋しゅう怪演の東条英樹。そして、最大の失敗はこの男にヒールを背負わせ切れなかったこと。むろん東条ひとりを悪者にするには異論もあろうが、戦争を体制側から娯楽として「面白く」描くには、やはり図抜けた「狂気」が必要なのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3東條英機以外の見所が無い。56/100 (たろ)[投票(1)]
★3個人的には政治家の丁々発止の方が圧倒的におもしろい。 [review] (K-Flex)[投票(1)]
★3あの一日を時系列に沿って丁寧に跡をたどった。昭和天皇、鈴木首相、東条前首相の造形は驚嘆したが、人物を描くことが第一義に見えてかえって損した。重要なのは、ひりひりするような緊迫感のある時間を描くことだったはず。時間が均質に流れすぎる。 (ジェリー)[投票]
★3全体に面白く見たけれど、いかに日本的風景、日本的気質を描こうが、でも、やっぱり、演出が目指しているのはハリウッドではないか、という落胆が大きい。前作(岡本喜八版)との相違については、多くはプリプロダクションの設計の問題だと割り切れるのだが、ハリウッド志向は撮影現場、もしくはポストプロダクションにおける愚行だ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★2いつもの原田眞人といえばそれまでだが、とにかく画面の繋ぎ方が雑で話が盛り上がって来たと思ったらその高揚を断ち切るかのように場面が切り替わってしまう。まるで本来3時間以上ある映画をダイジェストで見せられているかのような気分である。1967年版より中心となる人物を絞り物語の背景を丁寧に描くことで話が余計難解になるような脚本を書けるのはむしろ才能といえよう。今後も精進すると良い。 (Sigenoriyuki)[投票(2)]
★2原田眞人とは相性が悪いらしい。会話主体のせせこましい進行で観ていて面白みが全く感じられなかった。受動的に小説を読まされている感じ。映画ならではの「動」がもう少し欲しかった。 (IN4MATION)[投票]
Ratings
5点1人*
4点10人**********
3点22人**********************
2点3人***
1点0人
36人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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