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幽霊と未亡人 (1947/)

The Ghost and Mrs. Muir

[Fantasy/Romance]
製作フレッド・コールマー
監督ジョゼフ・L・マンキーウィッツ
脚本フィリップ・ダン
原作R・A・ディック
撮影チャールズ・ラング
美術ジョージ・デイヴィス / リチャード・デイ
音楽バーナード・ハーマン
衣装エレノア・ベーム / オレグ・カッシーニ
特撮フレッド・サーセン
出演ジーン・ティアニー / レックス・ハリソン / ジョージ・サンダース / ナタリー・ウッド / エドナ・ベスト / ヴアネッサ・ブラウン / アンナ・リー / ロバート・クート / イソベル・エルソム / ヴィクトリア・ホーン
あらすじ20世紀初ロンドン。夫が死んで自立しようと、止める義母、義姉と別れて生きる決意をしたルーシー(ジーン・ティアニー)は娘とお手伝いさん一人を連れて、海辺の町へやって来る。極端に家賃の安い“カモメ荘”。案の定、その家には元船長の幽霊が出るのだった。が、怖がりもしない彼女に船長(レックス・ハリソン)はいろいろ話しかけ、二人は十分に打ち解けてしまう。そんな時、嫌味な義姉が来て、ルーシーの財産が一文無しになったと告げる。途方にくれるルーシーであったが、船長は・・・。 1947年アカデミー撮影賞ノミネート。104分。 (KEI)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5「現実」にズカズカと土足で介入する類のモノではなく、あくまで「現実」の傍らにありそっと寄り添うモノ。いつまでも忘れられないファンタジーというのは、きっとそのような優しい姿をしているモノだと思う。 [review] (くたー)[投票(7)]
★5ジョセフ・L・マンキウィッツ畢竟の傑作。。物語の大部分は海辺の斜面に立つ屋敷が舞台で、まずこの屋敷のロケーションが実に映画的なのだ。特に室内シーンの窓を背にしたカットで悉く窓の向こうの打ち寄せる白波が示される画作りなんて惚れ惚れする。また、この映画は「肖像画の映画」として銘記すべきだ。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
★5打ち寄せる白波、馬車や自動車、ガス灯やろうそく、マンキーウィッツの一癖ある見事な手腕。ジーン・ティアニーの芯ある美しさ、レックス・ハリソンのもったいぶった笑顔、ジョージ・サンダースのいかがわしさ、若きナタリー・ウッド。傑作ですね。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★5「自立する女性」の気丈さを見事に体現するジーン・ティアニーが素晴らしい。紆余曲折を経て孤独へと至る終盤にマンキーウィッツの達観ぶりを感じつつ、それでもファンタジックな描写で締め括ったラストの優しさと崇高さには涙が止まらない。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★5ラブコメ・ロマンスは先鋭化して倒錯の域にまで踏み込んでおり圧倒的(含『汚れなき悪戯』『奇跡』『時をかける少女』『オアシス』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4巻頭早々、義理の母と姉を論破する喪服姿のジーン・ティアニーのなんと凛々しく美しいこと。20世紀のあるべき女として自立を決意した彼女は、相手がたとえ幽霊でも物怖じなどせず対等に渡り合う。気丈な彼女の意思を尊重するように男は幻と化して待ち続ける。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4室内照明の典雅さと、ロケ撮影の彫りの深さと、俳優達の演技の繊細さ全てが賞賛に値する。ファンタジーという形式の活用の仕方が実に程よく、女の人生が簡潔ながらリアルなものになった。数十年の時の経過を鮮やかに示して見せた海辺の木の標識は、映画小道具の傑作だろう。 (ジェリー)[投票(1)]
★4「人生は苦しみと共にまたたく間に過ぎてしまう」。愛する男と女に託して、人生を描いて秀逸。 (KEI)[投票]
★4古きよき時代のウェル・メイドなハリウッド映画といった感じですがすがしい。舞台はイギリスだが。 (Cuppy)[投票]
Ratings
5点8人********
4点9人*********
3点4人****
2点0人
1点0人
21人平均 ★4.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

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