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葛城事件 (2016/)

[Drama]
製作総指揮小西啓介
製作杉田浩光
監督赤堀雅秋
脚本赤堀雅秋
撮影月永雄太
美術林千奈
音楽窪田ミナ
衣装高橋さやか
出演三浦友和 / 南果歩 / 新井浩文 / 若葉竜也 / 田中麗奈 / 内田慈 / 谷川昭一朗 / 児玉貴志 / 黒田大輔 / 市川しんぺー / 田村泰二郎
あらすじ住宅街のつつましい一戸建てに暮らしていた葛城(三浦友和)の家庭が崩壊した。次男の稔(若葉竜也)が殺人事件を引きお越し死刑囚となったのだ。そんな葛城のもとに稔と獄中結婚した星野順子(田中麗奈)が訪ねて来た。・・・葛城は家業の店を継ぎ伸子(南果歩)と結婚。二人の息子をもうけ、思い描く理想の家庭を求めて悲願のマイホームを建てた。しかし、我が強く理屈っぽく強権的な葛城の性格が、徐々に家族の心を蝕んでいった。子供のころから従順だった長男の保(新井浩文)に対し、次男の稔はコンプレックスを抱え職にもつかづ、引きこもり同然の生活を送っていた。赤堀雅秋の監督第二作で自作舞台の映画化。(120分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5家族の形を一歩踏み外してしまえばどこにでもあり得る話。日本の古い伝統的な父親像。最近は煙たがられてますが、それで良かったなって思う。 [review] (deenity)[投票(2)]
★5団塊のお父さん [review] (R62号)[投票]
★4何かを掛け違えたまま年月が経ち狂いが増幅された時にもう取り返しはつかない。個々には皆悪くないのに…などと映画は口が裂けても言う気ない。何奴も此奴も救い難く駄目人間だと細緻リアリズムを塗して叩き付ける。聞きたくない正論。友和は主演賞もの。 (けにろん)[投票(4)]
★4人間が人間に無茶な要求をするクソ加減の表現が秀逸。しかしクソ人間でもひとは他人を求め続ける。☆4.0点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★4作中人物の造型も、言動も、挿話も、あるいはたとえば「シーンの不幸を食卓風景の貧しさで表す」といった演出イディオムも、私たちはそれらをすでに映画なり週刊紙なり井戸端なりを通じてよく見/聞き知っている。類型的である。とは云え芸もなく類型に類型を重ね続けた類型の累計は確かにド迫力である。 (3819695)[投票(1)]
★4男は壁に書かれた落書きを消している。一戸建てのマイホーム。一見普通の家に見える。何故こうなったのだろう、彼は考える。 [review] (セント)[投票(1)]
★4三浦友和以外になり得ないあの呪わしき定常が死すらも克服して彼を再び日常へ組み込むとき、相貌も込みで現れるのは一種のベニチオ・デル・トロ映画のような無常のダンディズムである。 (disjunctive)[投票]
★3このような悲惨な顛末を全て家族という小さな共同体で完結させろ、そして周りに影響(迷惑)及ぼすなっていうのはムリな話しであって、そんな事は皆薄々解っておきながら誰も異を唱えずに日々ニュースとしてあらまぁと消費する。 [review] (クワドラAS)[投票(1)]
★3この家族、会話しているが噛み合っていない。遣り取りが常にちぐはぐ。それもこれもモンスターのような父親のせい。三浦友和の怪演もさることながら、南果歩の壊れっぷりが痛い。 (IN4MATION)[投票]
★3死刑制度に逃避するように、国家という他者に「絶望」の幕引きをゆだねることで自我の消滅をたくらむ稔(若葉竜也)と、妄信的に死刑制度を否定することで「絶望」から逃れ自我を確立しようとする順子(田中麗奈)は、共に存在への不安を抱えたコインの表裏。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★2こうなるともう、本当に殺したい人は殺せない。自分を殺すか、まったく知らない他人を殺すかだ。 [review] (Shrewd Fellow)[投票(2)]
Ratings
5点2人**
4点11人***********
3点9人*********
2点1人*
1点0人
23人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
実際に起きた事件や犯罪、犯人をモチーフとした映画 (脚がグンバツの男)[投票(19)]殺人犯・死刑囚、と死刑 (死ぬまでシネマ)[投票]
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