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マダム (1957/日)

製作	児井英生
監督	阿部豊
脚本	沢村勉 / 中沢信
原作	織田昭子
撮影	峰重義
美術	木村威夫
音楽	斎藤高順
出演	月丘夢路 / 左幸子 / 葉山良二 / 金子信雄 / 岡田真澄 / 二本柳寛 / 小園蓉子 / 堀恭子 / 安部徹 / 佐野浅夫 / 二谷英明 / 筑波久子 / 藤代鮎子 / 八代康二 / 花村典克 / 坪内美詠子 / 東恵美子 / 田中筆子 / 細川ちか子 / 広岡三栄子 / 近藤宏 / 中川晴彦 / 近江大介

あらすじ

銀座の一流バーのマダム秋子(月丘夢路)の店は今日も繁盛していた。しかし、ここまで来るには紆余曲折があった。秋子は流行作家の矢田作之介(金子信雄)の愛人だった。女性関係にだらしなく何人も女がいる矢田だが、ヒロポン中毒の彼の身を親身になって案じる秋子を、矢田は正妻のように信頼していた。矢田が亡くなり行き場をなくした秋子は、矢田の仲間の女流作家、林(細川ちか子)の援助で大阪でバーを開くが、素人にはなかなか上手くいかない。慣れない家業に疲れ魔が差した秋子は、富豪の一人息子で画家志望の杉浦(岡田眞澄)と東京に駈落ちしてしまう。織田作之助の未亡人、昭子の同名手記の映画化。(94分/白黒/スタンダード) (ぽんしゅう)

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★3

手際よく時間と人の出入りをさばきつつ、愛人から経営者へと自立する「おんな」を、手堅いエンタメにまとめる阿部豊の職人技。「軟」の艶から「硬」の凛々しさを演じ分ける月丘夢路の「おんな」ぶりも見事。ヘタレを演じて金子信雄の右に出る者なし。 (ぽんしゅう)

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5点	0人
4点	1人	*
3点	2人	**
2点	0人
1点	0人
計	3人	平均 ★3.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)

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