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何が彼女をそうさせたか (1930/日)
What Made Her Do It ?
監督 | 鈴木重吉 |
脚本 | 鈴木重吉 |
原作 | 藤森成吉 |
撮影 | 塚越成治 |
出演 | 高津慶子 / 二条玉子 / 園千枝子 / 尾崎静子 / 間英子 / 藤間林太郎 / 濱田格 / 小島洋々 / 浅野節 / 大野三郎 / 中村翫暁 / 牧英勝 / 片岡好右衛門 |
あらすじ | 少女中村すみ子(高津慶子)は生活苦から家を出され、叔父を頼るがサーカスに売られてしまう。虐待される辛い日々の中、労使対立の騒動が起こり、すみ子は芸人新太郎(海野龍人)とともに脱走する。1930年のキネマ旬報ベストテン第1位。フィルムは紛失し長らく幻の名作とされていたが、山川暉雄の尽力によりモスクワの国立ゴス・フィルモフォンドで発見され、1997年に修復・復元された。冒頭の鉄道線路と結末の教会火災の件は欠落しており、字幕で補われている。 (寒山拾得) | [投票] |
傾向映画の代表作らしいが、今ではよく有る面白い物語。その嚆矢と言える。世の中が、それ程プロレタリアート化、民主化して来たということか。舞台より実写の良さを生かした撮影が良い。高津慶子の大きな目、可愛い八重歯が印象に残る。 (KEI) | [投票] | |
同棲時代を除き、全編ほとんど笑顔を見せない「不安」が張り付いたような高津慶子のアップと、世の中の「悪」を凝縮させた獣か妖怪のような、凄まじい面相の男どものアップ。その切り返しが推進力となって流転物語が爆走する。これぞサイレント映画の醍醐味。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
現存版は、序盤と終盤が欠落しており、挿入字幕でのみ説明される。それ以外にも、冒頭の(後から付け足した)クレジットに記載されていた小島洋々はどこにも出ていなかった。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
バストショットをどちらから撮るのか自覚的で高津慶子を真正面から捉えたショットなど可笑しく、特に後半はドタバタとして面白いところがある。しかし敵方は悪い人だらけという前提は脆く(いい人もいるんだから)、傾向映画の限界は今観ると明らか。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
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POV
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