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未来よ こんにちは (2016/仏=独)
L'avenirThings to Come
[Drama]
製作 | シャルル・ジリベール |
監督 | ミア・ハンセン・ラヴ |
脚本 | ミア・ハンセン・ラヴ |
撮影 | デニス・レノア |
美術 | アンナ・ファルグエレ |
衣装 | レイチェル・ラウール |
出演 | イザベル・ユペール / アンドレ・マルコン / ロマン・コリンカ / エディット・スコブ |
あらすじ | 60代のナタリはパリの高校で哲学を教えている。子供は二人とも大きくなり、30年来の伴侶のハインツとの仲も良好だ。教職のほかに参考書の執筆に関わり、充実した毎日を送っている。唯一の頭痛の胤といえば、鬱の気があり、度々自殺騒動を起こす頽齢の母ぐらいだった。ある日、夫から若い愛人と一緒に暮らすので離婚したいと告げられる。このまま仕事に家庭にと気兼ねのない余生を過ごすつもりだった彼女にとって、夫の告白は青天の霹靂だった。 折しも、養老院に預けていた母の逝去が相次ぐ。また、長女が初めての出産を迎える。にわかに積年の荷が肩から下されたナタリは、手探りながらも第三の人生を模索し始める (袋のうさぎ) | [投票] |
ごく単純な事実の指摘に過ぎないが、全篇にわたってイザベル・ユペールは忙しなく動き続ける。彼女にはおとなしく映画を鑑賞することすら許されない(『トスカーナの贋作』!)。少数の例外に留まる「佇む」「座る」「横たわる」も(楽譜における休符のように)「動く」の一形態として演じられるだろう。 [review] (3819695) | [投票(3)] | |
怪物化を経て不思議ちゃんおばさんとして余裕のフィルモグラフィを重ねるユペールの到達点。不運・不幸の釣瓶打ちに少し枕を濡らしたとしても前を向いて又歩きだす。能面のような無表情の天然は唯一。母親役のスコブもいい。この人も一種の怪物です。 (けにろん) | [投票(2)] | |
妻でもなく、娘でもなく、母でもなく、恩師でもなくなるとき。人生の“役”が次々と消失しても、この聡明な哲学教師は慌てない。ひたすら動き回りながら考える。ついに、自らペットの飼い主であることすら放棄して、自分は自分になることを冷静沈着に選択する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
タテ・ヨコ・ナナメ、どこから見てもイザベル・ユペールの映画。哲学的な装いはあるが、スコラ的で空疎に感じられた。しかしその分だけ、彼女の存在が水際立つ。あと猫の鳴き声が絶妙。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] | |
『アスファルト』『母の残像』に続き、今年はまだ3月なのに、三作目のイザベルの主演映画鑑賞。もっとトキメく映画かと思った。 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 12人 | 平均 | (* = 1)
POV
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