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花と怒涛 (1964/日)
The Flower and the Angry Waves
監督 | 鈴木清順 |
脚本 | 舟橋和郎 / 阿部桂一 |
原作 | 青山光二 |
撮影 | 永塚一栄 |
美術 | 木村威夫 |
音楽 | 奥村一 |
出演 | 小林旭 / 松原智恵子 / 川地民夫 / 久保菜穂子 / 玉川伊佐男 / 山内明 / 滝沢修 / 深江章喜 / 野呂圭介 / 宮部昭夫 / 江角英明 / 高品格 / 嵯峨善兵 / 三崎千恵子 |
あらすじ | 婚礼の行列より花嫁おしげ(松原智恵子)を奪い去ったときから、菊治(小林旭)は渡世人となった。そして刺客の吉村(川地民夫)より命を狙われ、さらに刑事谷岡(玉川伊佐男)にも追跡を受けるようになっていた。村田組の土方として懸命に働く今の菊治は、夜ともなれば呑み屋の二階に立ち戻り、おしげとささやかな幸福を確かめ合う。だが、村田組に妨害を働く玉井組のみならず、菊治はその正義感から村田組長(山内明)にも問題視されるに至った。そんな彼に惚れ込んだ芸者万竜(久保菜穂子)からの、また財界の大物重山(滝沢修)からの協力を得ながらも、菊治の逃げ場所は序々に狭まりゆくのだった。〔92分/スコープ〕 (水那岐) | [投票] |
すんごく色鮮やかで、粋で、わくわくした。しかーし、テレビ放映だったので、「土方(どかた)」が、全部音声消去。一体この中に何回出てくると思うですか!! (uyo) | [投票(1)] | |
小林旭の粋なこと!久保菜穂子のいなせなこと!松原千恵子の可憐なこと! (movableinferno) | [投票] | |
わかりやすいものをわかりにくくする楽しさ。後の大正三部作に続く前フリ? (tredair) | [投票] | |
余韻というものを全く無視した編集法、いきなりの哄笑より始まり愁嘆場の入口と思われるセリフの分断で締めるカット割りなど、戸惑わされるシーンに満ちた演出なのだが、黒づくめのマント男が和装の侠客と剣を交えるといった漫画的ケレン味は、これもやはり清順ならではのものといえるだろう。 (水那岐) | [投票(1)] | |
冒頭クレジットバックの雄大な夕景のカットが一番いいか。後は久保菜穂子が背中の刺青を見せるシーン回り、それから鍬入れ式の出入りのモブシーンも迫力がある。全編に亘って照明はそれほど凝っていず清順らしさは希薄。ただし、お座敷のシーンでは向かいの座敷で仲間が遊ぶ姿を見せる、清順らしい縦構図の空間造型だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
確かに内容は清順がいつもやっていた日活アクション路線なのだが、やくざ物という看板だと微妙に違和感が残る。そりゃ清順らしさはちょろっと出てくるんだけどねえ。[Video] (Yasu) | [投票] |
Ratings
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