★5 | 緑ではない、ティール色のキャデラック。駐車場でリチャード・ジェンキンス運転のバンが右前部にぶち当たる。この展開、容易に予期できる構図のカットがワンカット、衝突前に挿入されており、良くない。しかし明らかな瑕疵はこゝぐらいだと思った。ほとんど完璧な映画じゃないか。 [review] (ゑぎ) | [投票(6)] |
★5 | "怪獣"とはなんだったのかということ。 [review] (HAL9000) | [投票(4)] |
★4 | 最近の大人なんてのは幼稚なんですね。 [review] (おーい粗茶) | [投票(6)] |
★4 | アーモンドチョコだと思って齧ったら、何だか違う物が入ってるようなんだけど、まあなんとなくアーモンドチョコっぽいからいいか!みたいな感じ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★4 | パズルの話かと思ったら水滴の話だった。 [review] (24) | [投票(2)] |
★4 | 斜に観るなら、歴代ディズニー・プリンスを体現したダーク・ファンタジーとも言える。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 映像の美しさ、選曲の見事さに舌を巻く。ただ迫害されるマイノリティである半魚人の造形に愛らしさはなく、ヒロインの心情に完全に同調することができない。ヒロインの過去に魚人であった記憶が刻まれているとすればそれが答えかも知れない。 (サイモン64) | [投票(1)] |
★4 | あー、これは『スプラッシュ』だねぇ、と観ながら思うものの、選考委員好みのオールディーズだとか、夢のようなシーンを散りばめて見事オスカーを取り込んだ形。キワモノっぽく見せずにあくまでおとぎ話にまとめたところが受けたのかも知れない。正直、あからさまなエロシーンとかいらないのではなかったか、というか必要性皆無。好きです。 (tkcrows) | [投票] |
★4 | 唖者の彼女の慎ましく夢ない日常に差し込まれた異物としてのそれのマッチョ肢体のリアリズムが被虐下での恋愛映画の強度不足を補う。マイノリティが肩寄せ合い生きる60年代の時代設定も俄かに納得性を帯び、同時に加虐者の孤絶をも浮かび上がらせるだろう。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 祝・アカデミー作品賞、監督賞。『スリー・ビルボード』と並んで今年の目玉だったが、そういう「事前情報」とは無関係で、純粋にまっさらな状態で見たかった両作品です。(『ジュピターズ・ムーン』のネタバレ少し含みます) [review] (プロキオン14) | [投票] |
★3 | お高いチョコレートのようにリッチな佳作で、文句を言ったら罰が当たりそうなほど丁寧な仕事なのだけれど……『スリー・ビルボード』が連鎖しているところで、『シェイプ・オブ・ウォーター』連鎖してない。もったいない。 [review] (kiona) | [投票(8)] |
★3 | どうもスッキリしない。自分の欠損に気づかない(分からない)から、すべてを受け入れてくれる魚男を優しい(偏見がない)と感じる。これは話のすり替えではないのか。異物はあくまでも異物で、異物を愛さないまでも、受け入れることにみんな四苦八苦しているのだから。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★3 | 何と何がどうなっても構わないのだが、半魚人の彼と唖者の彼女が「愛し合う」ことになる決定的な場面・挿話に欠けている。怪物と人間が男と女の関係になるのに、想定されるイメージを画面の中の実存が内から突き貫き物語を転回させるような瞬間がなければ、人物の相克に真実は見出せない。その意味で迫害者のキャラクタリゼーションのほうが豊か。〔3.5〕 (鷂) | [投票(5)] |
★3 | 「助けられないのなら、私たちは人間じゃないわ」(含『美女と野獣』のネタバレ) [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |
★3 | これぞ映画にしか創ることのできない世界。一見B級っぽい態をして、ギレルモ・デル・トロは、実に周到にバランスをとって作品世界を構築している。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★3 | 心情不可解。話★3 役者★3 撮り方★3 [review] (ぱーこ) | [投票(4)] |
★3 | 心の照準をどこに定めていいか混乱しているうちに映画終わってしまった。とにかく疲れました。いい意味でも。悪い意味でも。 [review] (capricorn1) | [投票(4)] |
★3 | 水棲人間は一見グロテスクなんだけど均整のとれた体つきでよく見ると美しい。ただグロテスクなだけだったら友情どまりだったかもしれない。美しさとある程度の知性がないと恋まで発展しないだろう。 [review] (なつめ) | [投票(4)] |
★3 | 水のように型にはまらず柔軟な心が愛を育てる、てな作品でしょうか。抑えたグリーンの色彩や冷戦時代の雰囲気などのプロダクションデザインが良いし、サリー・ホーキンス・マイケル・シャノンの目が強烈。ストーリーは残念ながら普通のロマンス。
[review] (jollyjoker) | [投票(3)] |
★2 | よせ、野暮になる。 [review] (ペンクロフ) | [投票(14)] |
★2 | 『パンズ・ラビリンス』のような妖しく美しい暗黒幻想譚かと思いきや、嫌いなジャン・ピエール・ジュネ風の幼稚で狭苦しい箱庭映画に失望。本筋は粗雑で凡庸なメロドラマに過ぎず、むしろ主役はマイケル・シャノンと思いたい。 [review] (煽尼采) | [投票(5)] |
★1 | 甘いくちどけを狙うロマンティック・ミュージカル。そこからグランド・オーケストラの止むことなき旋律と、一つ所に落ち着かぬカメラのゆるやかな舞踏に動く背景たちを除いたならば、そこに残るのは血まみれの『崖の上のポニョ』に他ならない。かの世紀末にデル・トロやティム・バートンが仕組んだ「差別されるものの純愛譚」はもう賞味期限を過ぎている。大人の審美眼に叶うものではない。 (水那岐) | [投票(4)] |