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トマトのしずく (2012/日)
製作 | 榊英雄 |
監督 | 榊英雄 |
脚本 | 榊英雄 / 山口晃二 / 渡来敏之 |
撮影 | 宮川幸三 |
美術 | 井上心平 |
音楽 | 榊いずみ |
衣装 | 塚本志穂 |
出演 | 小西真奈美 / 吉沢悠 / 石橋蓮司 / 原日出子 / 柄本時生 / 山口祥行 / ベンガル / 角替和枝 / 三浦誠己 / 中村優子 / 広澤草 / 柳英里紗 / 田邉歩 / 杉山優奈 / 水野美紀 / 野村祐人 |
あらすじ | 美容院の店長さくら(小西真奈美)は、年下の従業員・真(吉沢悠)との結婚を控えてアツアツの関係だが、なぜかそのことを伝えるべき父親の辰夫(石橋蓮司)のことについて頑なに口をつぐんでいた。明るい性格に似ず、父のことを訊くたびに頬を強張らせるさくらには内緒で、真は辰夫のもとに結婚式の案内状を郵送する。真の知らない過去、さくら(田邉歩 / 杉山優奈)は口下手な父(三浦誠己)と彼をフォローする優しい母(中村優子)に囲まれて日々を送っていた。だが、母は病のため若くして倒れ、さくらの愛する自家製のトマトを遺して逝ったのだ。そして父は、母のいない家庭菜園から苗を根こそぎ引き抜くという行動に出た。〔91分〕 [more] (水那岐) | [投票] |
1時間でまとめられる物語をどこまでダレさせるのか。また小西真奈美の極端なふたつの顔は本人の限界としても、さすがに芸達者な石橋蓮司さえも二重人格に見せてしまう脚本は問題だ(見知らぬ少女を前によどみなくアドバイスする彼は、決して口下手とはいえないだろう)。親子関係の修復を説得力をもって語るのが困難なら、最後までトマトの話題に絡めて描いたほうがまだしも成功の可能性は増したろう。 (水那岐) | [投票] |
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