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たちあがる女 (2018/アイスランド=仏=ウクライナ)
Kona fer í stríðWoman at War
[Drama]
あらすじ | アイルランドの地方都市。合唱団の女性講師ハットラ(ハルドラ・ギェイルハルズドッティル)は、密かに地元の国策アルミニウム工場に過激な攻撃を仕掛ける環境保護活動家という、もうひとつの顔を持っていた。神出鬼没の執拗な攻撃で、たびたび工場の操業を止めてしまう彼女は、謎の闘志“山女”の異名で政府機関からも追われていた。同郷の牧場主(ヨハン・シグルズアルソン)や官僚(ヨルンドゥル・ラグナルソン)の助けを借りながら孤独な闘いを続けるハットラのもとに、長年待ち望んでいた養子縁組が成立したとの知らせが届く。ようやく母となる夢が叶ったハットラは、保証人になってくれる予定の双子の姉アウサ(二役)のもとを訪ねる。(101分) (ぽんしゅう) | [投票] |
主人公の強固な意志とエキセントリックな行動は、世の中の「活動」に対する賛意なのか皮肉なのか。それとも社会と「女性」との関わりへの過激な応援なのか揶揄なのか。あるいは蔓延する「善意」の暴走を嗤う戯画や警鐘か。この女に託された作者の意図が分からない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
彼女の心の痛みが晒されることなく繰り返されるテロは単なる自己中な勘違い女の妄動にしか見えぬなかで投入される鼓舞するバンドやヘリとドローンといった映画的意匠のあざとさ。描くべきは難民少女を里子に迎え洪水の地で泥に塗れてからのことだと思うのだ。 (けにろん) | [投票(2)] |
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