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米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー (2017/)

[Documentary]
製作総指揮藤井和史
製作大友淳 / 秋山浩之
監督佐古忠彦
撮影福田安美
音楽坂本龍一
出演山根基世 / 大杉漣
あらすじ第二次大戦当時、沖縄は米国艦隊への防波堤として、日本軍中枢部には見放されむしろ壊滅を望まれていた。その地獄そのものの環境を生き延びた瀬長亀次郎は、沖縄の米軍統治後も不沈空母として便利に使われ続ける状況に怒り、自ら抗議の声を上げた。弁舌に長け、何よりも「不屈」の精神をもって果敢に米軍に挑む勇気を賞される瀬長は、周囲の圧倒的な支持を得て那覇市長となるが、彼と人民党に共産主義の影を見た米国は、明らかな敵として陰に陽に潰しにかかるのだった。そして、布令によって入獄経験がある瀬長は参政権を剥奪される。しかし、沖縄人民の不変の支持とともに、彼は怯まずに抵抗運動に邁進するのだった。〔107分〕 (水那岐)[投票]
Comments
全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5本作が支持されたのは政治家を積極的に称揚する内容に対してだろう。それは主権者教育も政治参加手法もなおざりにされてきた本邦の悲鳴に外なるまい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4沖縄のネルソン=マンデラともいうべきか。しかし彼の肉声をもっと伝えて欲しかった。何よりも哀しいのは「祖国復帰」の為に「日本人民との連帯」を求めるしかない事だ。沖縄での大規模集会の度に東京で聴かれる言葉にこそ、胸を衝かれる想いがする。☆3.9点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★4政治家のまえに運動家であるということ。瀬長亀次郎が主導した沖縄人民党の“運動”史を追うことで見えてくるのは、彼らの心に棲みついてしまった日本国への「恨み」という悲しみだ。その想いは日米琉の戦後年表の字面をなぞっただけでは決して理解できないだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3本作で知ったことは多く、学びにはなったが、映画というよりTV番組のように品が良く、カメジロー氏の情熱を伝えきれていないように感じた。話者が一般人のドキュメンタリーだからこそ、撮る側が引き出すべき熱量がもっとあったのではないか。 (irodori)[投票]
★3瀬長亀次郎という不世出のカリスマを、この映画に触れるまで正直自分は知らなかったし、日本に(沖縄に、なのかも知れぬが)ここまでスケールの大きな市民運動家が存在したことも意識の外であったため、知的好奇心は大いに刺激された。惜しまれるのは雄弁家であるという彼の演説にあまり触れさせてくれなかった点。ただの紹介ならもともとのTV番組で充分なのだから。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点1人*
4点3人***
3点2人**
2点0人
1点0人
6人平均 ★3.8(* = 1)

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