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閉鎖病棟―それぞれの朝― (2019/日)
[Drama]
製作 | 村松秀信 / 間宮登良松 / 木下直哉 / 宮崎伸夫 / 中野伸二 / 吉村和文 / 中林千賀子 / 菅谷英智 |
監督 | 平山秀幸 |
脚本 | 平山秀幸 |
原作 | 帚木蓬生 |
撮影 | 柴崎幸三 |
美術 | 中澤克巳 |
音楽 | 安川午朗 |
衣装 | 岩崎文男 / 小磯和代 |
特撮 | 小田一生 |
出演 | 笑福亭鶴瓶 / 綾野剛 / 小松菜奈 / 高橋和也 / 木野花 / 渋川清彦 / 小林聡美 / 坂東龍汰 / 平岩紙 / 綾田俊樹 / 森下能幸 / 水澤伸吾 / 駒木根隆介 / 大窪人衛 / 北村早樹子 / 大方斐紗子 / 村木仁 / 片岡礼子 / 山中崇 / 根岸季衣 / ベンガル |
あらすじ | 秀丸(笑福亭鶴瓶)は寝たきりの老母と、その介護を任されながら浮気に耽っていた妻、そしてその情夫を怒りのあまり包丁で刺してしまい、死刑判決を受けた。だが絞首刑のあと彼はなぜか蘇生してしまい、官憲は処置に迷いある精神科医院の閉鎖病棟への隔離を決めたのだった。そして脊髄を痛めて車椅子で移動するようになった秀丸は、幻聴に悩み自主入院しているチューさん(綾野剛)をはじめとする患者たちにその性情を理解され、焼き物を焼いて過ごす平穏な日々を得たのだった。そんな病棟に、高校生の由紀(小松菜奈)が親に付き添われてやって来る。彼女は義父から性的な暴行を受け、彼との子供を身籠っていた。〔117分〕 (水那岐) | [投票] |
全ての点数は小松菜奈に捧げる。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] | |
鶴瓶の事件が平明で深みがないし絞死刑の奇異な顛末も展開への寄与度ゼロでは物語が収斂する基軸として弱すぎる。介護ネタがダブるのもどうか。病棟内の患者たちを含め正直凡庸だが、終盤の菜奈の彷徨と絶望の淵からの再生には少なからず打たれた。 (けにろん) | [投票(1)] | |
映画成立のための作為の映画、という印象が拭えなかった。「感情移入できるイイ人」「憎むべきワルイ人」また「救いようのない異常者」「憐憫すべき心を病むだけの人」の書き分けがハッキリで非常に判りやすいところに感情を導こうとしているところ。また、 [review] (水那岐) | [投票(2)] | |
鶴瓶と官憲、綾野剛と妹夫婦、小松奈菜と両親など、解析されるべき悪との関係はヒステリックな描写で切り捨てられ、精神病院の課題も放棄され、ただアジールで弱者が身を寄せ合うのがしんねり描かれるばかり。ヒステリー好みは当節の邦画の一般的傾向で、それ自体が病理だと思わされた。 (寒山拾得) | [投票] |
Ratings
2人 | ||
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計 | 10人 | 平均 | (* = 1)
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