ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
ラストムービー (1971/米)
The Last Movie
[Drama]
製作総指揮 | マイケル・グラスコフ |
製作 | ポール・ルイス |
監督 | デニス・ホッパー |
脚本 | スチュアート・スターン |
原案 | デニス・ホッパー / スチュアート・スターン |
撮影 | ラズロ・コヴァックス |
美術 | レオン・エリクセン |
音楽 | クリス・クリストファーソン |
衣装 | ジェリー・アルパート |
特撮 | ミルト・ライス |
出演 | デニス・ホッパー / ジュリー・アダムス / サミュエル・フラー / ピーター・フォンダ / クリス・クリストファーソン / シルヴィア・マイルズ / ロッド・キャメロン / ミシェル・フィリップス / ステラ・ガルシア / ドン・ゴードン / ディーン・ストックウェル / ラス・タンブリン / トーマス・ミリアン / ダニエル・アデス |
あらすじ | 映画のスタントマンを務めるカンザス(デニス・ホッパー)は、ペルー高地の街に足を運んでいた。ここでウェスタン映画を撮るサミュエル・フラー監督のチームに彼は加わったのだ。だが、映画撮影という行為をよく理解しておらず、偽闘で倒れた撃たれ役をも心配する現地民をよそに、スタッフは乱痴気騒ぎに毎夜身をさらし、カンザスの嫌悪を誘うのだった。そんな撮影日も過ぎ、この穏やかな街に居残ろうと決めた彼は、スタッフが現地でスカウトしたマリア(ステラ・ガルシア)とともに居を構える。しかし、映画撮影時の行動を祝祭のように理解した現地民は、街を挙げて「最後の映画」をリアリズムに徹して再現しはじめるのだった。〔108分〕 [more] (水那岐) | [投票] |
無邪気な殺し合いごっこと金にあかした享楽をペルーの山村に持ち込む撮影隊。それはかつてこの地を植民地化したスペインを、同時代的にはベトナムに介入したアメリカを想起する。この三重構造を武器にハリウッドメジャーに楯つくヒッピー監督D・ホッパーの矜持。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
入子細工の構造がメタフィジカルな解読を強いるのだが、要は浮気して女にフラれ一攫千金を目論み文無しになった男が、もうわてわやくちゃでんがなという話。ホッパー映画キャリアの残滓が随所で顔を出す。特に『ジャイアンツ』の影を感じさせ泣けるのだ。 (けにろん) | [投票] | |
現在(21世紀)の映画に本当に近い。時間と空間の解体と錯綜。確かに、早過ぎたのだろう。今見ると、そんなに突飛な繋ぎでもないし、今見るからこそ面白さが分かると思う面もあるが、当時の人々が呆気にとられたであろう驚き(或いは怒り)は、半減しているかも知れない。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
横長のスクリーンに、一定数の個人が行動するシチュエーションの断片を刻み付ける「映画」という歪な文化が、いずれ人々の嗜好にあわせ変貌、消滅してゆくことは避けられないだろう。その切っ掛けは、映画の方法論を知らない若い世代に委ねられるのだろうか。あくまで「遅れた文化」の担い手にそれを託す映画人の「逃げ」はいずれ手痛いしっぺ返しとして我らを襲うだろう。 (水那岐) | [投票] |
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