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鴛鴦歌合戦 (1939/)

Singing Lovebirds

[Comedy/Musical]
監督マキノ正博
脚本江戸川浩二
撮影宮川一夫
美術長谷川繁吉
音楽大久保徳二郎
出演片岡千恵蔵 / 市川春代 / 志村喬 / 遠山満 / 深水藤子 / ディック・ミネ / 香川良介
あらすじモテモテ浪人・浅井礼三郎(片岡千恵蔵)は長屋の隣に住むお春(市川春代)といい仲。一方、お春の父親で大の骨董マニアの志村狂斎(志村喬)は見る目もないくせにガラクタばかり買い漁るため、父娘は三度の飯もろくに食べられない有様である。今日も今日とて骨董屋で品定めする狂斎だが、そこへ同じく骨董好きの呑気な殿様・峰沢丹波守(ディック・ミネ)がやってきた…。[69分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(5)]
Comments
全48 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5なんて楽しい映画だろう。もう可愛くて可愛くて仕方がない宝物のような映画。長屋の前に数え切れないくらい広げられた日傘のカットを見た瞬間から「これが映画だよなぁ」って思う。市川春代の全ての所作と台詞(殆ど悪態)が、とてもとても気持ちいい! (ゑぎ)[投票(8)]
★5この当時市川春代が26歳だったということが未だに信じられない。 [review] (田原木)[投票(5)]
★5なんとも愛くるしい映画。絶世の美女でも才女でもないが愛嬌なら誰にも負けない。そんなヒロインのキャラと作品そのものの魅力がみごとにシンクロしている。干からびた恋なんて、そりゃぁイヤよねぇ。傘をくるくる回す甘い声の彼女になら、罵られてもいい。 [review] (tredair)[投票(5)]
★5ジャズ[Jazz]・・・騒がしいもの、活気あるもの [review] (町田)[投票(5)]
★5どこまでもおきゃんな娘達に拍手を。 [review] (あき♪)[投票(4)]
★5最初の5分間でノックアウト。[パルテノン多摩小ホール] [review] (Yasu)[投票(4)]
★5もう何も言うことがないのだが、一つだけ挙げるとすれば歌が始まると周囲の人間も一緒に踊りだすのが良い。画面奥で笑顔のままゆらゆら揺れて何だかこちらもつられて踊りたくなってくる。聞き耳を立てる志村喬が一言「雲行きが怪しくなってきたぞ」→天気雨が降り出す→あれよあれよという間に片岡千恵蔵市川春代が同一フレームへ。これが映画です。 (赤い戦車)[投票(3)]
★5この映画を観てからというもの、毎日の生活が歌であふれている。 [review] (寿雀)[投票(3)]
★5理想郷の映画。映画の理想郷。市川春代片岡千恵蔵ももちろん大好きだけど、このディック・ミネの造型がなければ映画はここまで愛すべきものにならない。とても敵役とは思えない愛しさ憎めなさ。一面に広がる和傘の幸福感も堪らない。服部富子も可愛いよ。幸せすぎて涙が止まらない。こんな世界に住んでみたい。 (3819695)[投票(2)]
★4楽曲はもちろん、舞台装置もまたミュージカルの命。なんと日傘という小道具ひとつで楽曲と対峙する大胆かつ巧妙さ。冒頭、服部富子の水玉模様の日傘(番傘!)に唖然とし、続く庭一面に広がった奇抜な図柄の傘群(まるで花畑だ)のファンタジーに圧倒される。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4いいなあこの屈託の無さ。市川春代服部富子深水藤子、娘役が皆魅力的だし、三角関係も嫌味がなくって可愛らしい。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4おしゃれなとのさま…。 [review] (オノエル)[投票(3)]
★4「贅沢は敵」のご時勢に、町娘たちのいずれの姫君かとまごうばかりの無駄な着飾りぶりが可愛らしい。お春も佳いが、恋敵おとみ(服部富子)の笑顔と愉しげな歌いぷりは現代にも通用する宝物だ。志村喬のとぼけた味もなかなかに得がたい。法螺や太鼓がペットやドラムスに化けるセンスも、暗い時代のレッテルを見事に剥がしてくれる。 (水那岐)[投票(2)]
★4初めて劇場で見て点数アップ。人情劇、ラブコメ、ミュージカル。一粒で(最低でも)三度の美味しさ保証します! [review] (くたー)[投票(2)]
★4楽しい映画を撮るというノウハウは戦前にこそ有ったのか? ちゃんちゃん茶碗と…志村喬、素晴らしすぎ。 (さいもん)[投票(2)]
★4第二次世界大戦前に作られたというフィルターがかかってこそ許せる内容。現代で同じようなものを作っても、当時の人たちのように楽しめるかどうかはわからない。 (BRAVO30000W!)[投票(1)]
★4浅草オペレッタの面影。歌うオトボケ志村喬の軽み。ハイカラなモボ&モガの残光を伝えるズージャ(ジャズ)とはコレまた似て微妙に異なる「梅干しジャズ」の味わい [review] (ボイス母)[投票(1)]
★4歌あり、踊りありの「開運!なんでも鑑定団」時代劇。この内容で戦前の作品とは、アッパレ邦画!ディック・ミネ志村喬の歌は絶対に一度聞いたら忘れない。 (AONI)[投票(1)]
★3この映画を見ていると、戦前のイメージが一蹴されていく。リアルを発破する起爆力は時代を超えて強い。オペレッタにはコケティッシュな女優を、という欧米文化を自家薬籠中のものとしているマキノ正博はとてもモダンな人だったろう。3人の女優、見事な揃い踏み。奥行きのボケ味、今の映画にはない潤いを感じる。 (ジェリー)[投票(3)]
★3冒頭のディック・ミネがよかった。あそこで彼は、人格という見ない現象を、ただ楽曲に応じて挙動することで短時間のうちに表現してしまう。 (disjunctive)[投票(1)]
★3どうも昔っから素人芸が好きらしい。かわいいかったらいいのか? (coma)[投票]
★3日本にもこんなに楽しい歌って踊って陽気な映画が、しかも戦前にあったとは驚きの一言。ただ、これのちょっと前に見た『君も出世ができる』の豪快な楽しさの方が自分には合ってるような気がしたので。 (Ryu-Zen)[投票]
Ratings
5点32人********************************
4点35人***********************************
3点12人************
2点1人*
1点0人
80人平均 ★4.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
双葉十三郎が選ぶ日本映画監督50人 (AONI)[投票(16)]わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得)[投票(6)]
カルト・ムービー集成! (いくけん)[投票(4)]この監督この一本 (Yasu)[投票(1)]
志村喬この6本 (熱田海之)[投票]
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