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セノーテ (2019/メキシコ)

TS'ONOT
Cenote

[Documentary/Fantasy]
製作総指揮越後谷卓司
製作マルタ・エルナイズ・ピダル / ホルヘ・ボラド / 小田香
監督小田香
撮影小田香
出演アラセリ・デル・ロサリオ・チュリム・トゥム / フォアン・デ・ラ・ロサ・ミンバイ
あらすじメキシコのユカタン半島北部の石灰岩地帯には、陥没穴に地下水が溜まった約3500の泉が点在している。セノーテと呼ばれるその泉は、水中洞窟により迷宮のようにつながっているという。セノーテは古代マヤ文明の時代から、人々の生活を支えてた水源であり、雨乞いのために生贄が捧げられた聖域でもあった。その生と死の境界を越えて、水底に姿を消した者は決して戻ってこないと言い伝えられている。今もその地に暮らす人々の原風景の記憶が、セノーテの眩ゆく輝きゆらめく映像と、幻聴のように交錯する音響で綴られる。第一回大島渚賞受賞した小田香の長編ドキュメンタリー。 (75分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全3 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4泉の水が主役だ。水は光りを得ることで姿を現す。そのカタチは、揺れ、滴り、輝き、色を定めず“カタチ”を変幻させる。その「うごめき」に複雑に編まれた音の断片が重ねられ「ざわめき」となって得体のしれない“もの”の存在を醸し出す。私は魂の気配だと思った。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4ちょっと他にない体験という意味で傑出した作品だ。しかし紛れもない映画だと感じる。セノーテについては、NHKのドキュメンタリー番組で見たこともあったが、本作の撮り方は全く違う。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4冒頭「これは私たちの物語よ」と地元娘が宣誓して以降、フィルムはマヤ文明に憑依され続け、『2001年』の終盤を想起させるサイケ描写が暴走する。なんと自由な発想のドキュメンタリーだろうと目から鱗。 [review] (寒山拾得)[投票]
Ratings
5点0人
4点3人***
3点0人
2点0人
1点0人
3人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]
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