コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

映画大好きポンポさん (2021/)

Pompo: The Cinephile

[Animation/Drama]
製作松尾亮一郎
監督平尾隆之
脚本平尾隆之
原作杉谷庄吾
撮影星名工 / 魚山真志
美術二嶋隆文 / 宮本実生
音楽松隈ケンタ
出演清水尋也 / 小原好美 / 大谷凜香 / 加隈亜衣 / 大塚明夫 / 木島隆一
あらすじ映画のみに命を賭け、それ以外には目もくれない死んだ瞳の映画青年ジーン君(清水尋也)は、映画界の申し子のような少女天才プロデューサー、ポンポさん(小原好美)に新作映画の予告編を任された。ここは映画の都ニャリウッド、夢と謀略が渦巻くパラダイス。信頼を得たジーン君は、ポンポさんに劇場用映画「マイスター」の監督に抜擢された。主役を演じるのは10年のブランクから再起する伝説の名優、ブラドック(大塚明夫)!そしてヒロインはオーディションで選ばれた奇跡の新人ナタリー(大谷凜香)!この野心作にポンポさんはオスカーを取れると太鼓判を押すが、ジーン君の眼前には恐るべき現実の軋轢が横たわっているのだった!〔90分〕 (水那岐)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4アニメ映画を観て、何故実写にしなかったのだろう?とよく考えるが、本作はアニメで正解。実写にするとリアルすぎてダメだっただろう。セリフも真剣味あり過ぎて、ちょっと引いたかもしれない。一番見事だったのは、 [review] (KEI)[投票]
★4映画の作り手に対する視点が最高。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4フィクションの侵食先は現実にとどまらない。その侵食力が編集者の躯幹と交織すると、土着メディアが異文明を併呑する量感に圧される。劇中劇の劇伴に本編のそれが被るような現実腐蝕の力は欧米人に土下座をも強いる迫力で希望の押し売りを超えていく。 (disjunctive)[投票]
★4原作にない編集の快楽と痛み。ここからが作品の味を産んでいる。最愛の作品を斬りまくり、そののたうち悲鳴を上げる我が子に茫然とする主人公。短編漫画なら夢を追うだけでいいが、彼の前にはプロデューサーの決断と融資の悶絶までもが横たわっている。売れ線の綺麗な絵で、監督はほんとうに映画作品を産み落とすのに成功した。90分の満足。 [review] (水那岐)[投票]
★3アカデミー賞授賞式セレモニーのイメージで始まる。この映画でも、オスカー(みたいな賞)が、動機づけとして機能しているように描かれている。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3死んだ目をしたオタクこそ映画制作向きとの牽強付会やアクションの醸成を旨としない断捨離編集が映画作りとした勘違いなど引っかかるが、映画に愛された申し子ポンポさんの裏の裏行く特異なキャラが背骨が通っていて、そのアンビバレンツが流れを牽引する。 (けにろん)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点6人******
3点5人*****
2点0人
1点0人
11人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
Links
IMDBで検索The Internet Movie Database
検索「映画大好きポンポさん」[Google|Yahoo!(J)|goo]
検索「Pompo: The Cinephile」[Google|Yahoo!]