★5 | バカでダメな自己都合願望の周りで地を這って生きている者たちは足るを知っている。それが見えぬ彼は弾き出されるしかない。阪本は救済しない。堕ちてまえと突き放す。雪夜のメフィストフェレスとの邂逅は物語が行き着いた大見得。役者陣がほとほと良い。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 伊藤健太郎更生映画。絶妙なキャスティング。下請けの悲哀物語。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★4 | 「なるほどそうだよ」と、生々しい説得力がある映画。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★4 | 人生の終幕を向かえている夫婦のもとに行き場をなくした者たちが生きるために吹き溜まる。誰もが“後悔”を秘めながら。これから始まる長い人生の入り口で世間の歯車と噛み合わず人生の軌道に乗れない若者たちがいる。彼らが“後悔”を得るにはまだ経験が足りない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 小林薫父子の和解に焦らされる、恋のようなすれ違いのスリルが伊藤健太郎が悪の勧誘に試される形で変奏される。そこに至るまでに、永山絢斗が付け入る心の隙間を熟成する気の長さがある。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | 船のショット。港の風景。撮影が美しいとは、こういうことを云うのだと思いながら見る。船はクレーンの付いた土砂運搬船で、ガット船というらしい。この名称は劇中では出てこず、見終わってから知る。船には「第十八渡口丸 横須賀」と書かれている。
[review] (ゑぎ) | [投票] |
★2 | 好みの監督、阪本の新作だ。俳優陣は恐ろしいほどぎゅうぎゅう締め付けるように主役伊藤の周りにいる。伊藤青年はどこに自分を見つけることができるのか、、。 [review] (セント) | [投票(1)] |