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ニューオーダー (2020/メキシコ=仏)
Nuevo OrderNew Order
製作総指揮 | ロレンソ・ビガス / ディエゴ・ボネータ / セシリア・フランコ / シャルル・バルト |
製作 | ミシェル・フランコ / クリスティーナ・ベラスコ / エレンディラ・ヌニェス・ラリオス |
監督 | ミシェル・フランコ |
脚本 | ミシェル・フランコ |
撮影 | イヴ・カープ |
出演 | ナイアン・ゴンサレス・ノルビンド / ディエゴ・ボネータ / モニカ・デル・カルメン / フェルナンド・クアウトレ / エリヒオ・メレンデス |
あらすじ | ミシェル・フランコ監督が近未来のメキシコを舞台に、格差が極限まで拡大した社会で、抗議運動が大規模な暴動へと発展し、社会と秩序が崩壊していく様を描いたディストピア映画。メキシコ有数の富豪の娘マリアンナイアン・ゴンサレス・ノルビンドの結婚式の日、その邸宅には政財界の有力者が詰めかけ賑わっていた。しかし市街地では抗議行動が徐々に過激になり、略奪や暴動が始まり、いたるところで道路封鎖され警察や救急車が出動していた。やがて結婚式場となった邸宅にも暴徒が侵入し、惨劇が発生。ついに軍隊も出動するのだが…(86分) (シーチキン) | [投票] |
冒頭のシーンチェンジの連続にはいささか面食らった。秩序が崩壊して起きる惨状は、暴動によるものであれ、武力鎮圧によるものであれ、変わらない、ということを言いたかったのだろう。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] | |
劇中、結婚式を除けば劇伴は冒頭とラストのみ。冒頭は、「死者だけが戦争の終わりを見た」というタイトルの抽象画をバックに、ショスタコーヴィチの交響曲第11番の一楽章導入。冴え冴えとした空気に滲む流血の予感。ここからすでに破滅の足音が凄まじい。「侵食」の映画。 [review] (DSCH) | [投票(1)] | |
パーティーでの金策で個人と社会の抱える負い目を捕捉できてしまう演出の群衆統制力は、元凶であるはずの機能不全の社会に精巧な監視社会を作らせてしまう。この矛盾に対応して裏社会ばかりが効率的に稼働する犯罪映画の仕様が援用されるが、 [review] (disjunctive) | [投票] | |
ファーストカットは絵画(抽象画)。続いて短いショットのモンタージュが数ショット入る。暴動やテロの様子。緑のペンキが付いた裸の若い女性が真ん中にいるショットだとか。フラッシュフォワードかと思ったが、そうではなかった。観客の不安を煽る目的か。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
撮り方に何の工夫も無く、何の主義主張もなく、「緑の恐怖」はいつの間にか消え失せ、ただただ「カネ」の為にゲーム世界の如く殺される人間が映し出されるだけ。上映開始早々(5分位で 笑)大層なイビキをかきだした客に大笑いしそうになるも、終わってみればそれで正解でしたよね(最敬礼)と思うほどオレ的には久々のクソ映画。 (クワドラAS) | [投票] |
Ratings
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