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渇水 (2022/)

[Drama]
製作総指揮白石和彌
監督高橋正弥
脚本及川章太郎
原作河林満
出演生田斗真 / 門脇麦 / 磯村勇斗 / 山崎七海 / 柚穂 / 宮藤官九郎 / 宮世琉弥 / 吉澤健 / 池田成志 / 篠原篤 / 柴田理恵 / 森下能幸 / 田中要次 / 大鶴義丹 / 尾野真千子
あらすじ日照りが続き県内全域に給水制限が発令れている、ある夏。市の水道局員・岩切(生田斗真)は料金の滞納家庭の水を止めて回る業務に従事していた。稼業の窮状を訴え泣きつくも者。居直り悪態をつき支払いに応じない者。岩切はそんな言い訳や事情は考慮せず規則だからと容赦なく「止水」してしまう。その感情の乏しさは私生活にも影響しているようで妻(尾野真千子)は小さな息子を連れで実家に戻ってしまっていた。淡々と業務をこなすなか岩切は、父親は蒸発し母親(門脇麦)も毎晩のように帰ってこない小学生姉妹(山崎七海/柚穂)の家の「止水」を迫られるのだった。芥川賞候補となった河林満の同名小説の映画化。(100分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4いろんな描写が中途半端にも見えつつ、絶妙に踏み込みすぎない感覚。これ自体が主人公生田斗真の人生観を表しているような。ラストは反則級の号泣ポイント涙 フィルム撮影なのでしょうか、不思議な質感。 [review] (ひゅうちゃん)[投票(1)]
★4人の身体の60〜70%は水分であるなら、そして液体であるなら、この気象的・社会的な渇水状態に対する流動謀反は必然で、ある男の私的な物語で正解だったと思う。水道民営化という周回遅れなアタオカ施策を目の当たりにする今、ダム占拠ならぬ公園占拠放水テロのちっぽけだどそんな足掻きにフォーカスした本作を肯定したい。滝のシーンも良かった。 (クワドラAS)[投票(1)]
★3日照りの「深刻さ」も、執行人(生田斗真)の個人的な心の不全による「非情さ」も、社会に取り残された姉妹(山崎七海/柚穂)の「過酷さ」も描き方が中途半端で話の軸が定まらず言いたいことがよく分からない、が高橋正弥監督が優しい人なのは分る。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3底の浅い同情というのは、とんでもなく残酷なものだ。 まさに、「同情するなら金をくれ!」ってことなのだ。 [review] (Shrewd Fellow)[投票(1)]
★3地方公務員になってまで借金取りみたいな仕事、したくないなぁ。内容的には足りてないのは水じゃなくて愛情。描き方は中途半端だけれど。小出姉妹(山崎七海柚穂)がかわいいからといって公務員が依怙贔屓しちゃいかんだろ、という思いも込めつつこの点数。 (IN4MATION)[投票(1)]
★3リアルとファンタジーがごちゃ混ぜになって、きわめて中途半端な映画。ただ、いろいろと考える契機にはなった。それと前橋市はよくこんな物語に実名で登場したな。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点2人**
3点4人****
2点0人
1点0人
6人平均 ★3.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

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