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あんのこと (2023/)

[Drama]
製作総指揮木下直哉 / 武部由実子 / 國實瑞惠
製作谷川由希子 / 関友彦
監督入江悠
脚本入江悠
撮影浦田秀穂
美術塩川節子
音楽安川午朗
出演河合優実 / 佐藤二朗 / 稲垣吾郎 / 河井青葉 / 広岡由里子 / 早見あかり
あらすじ入江悠監督が一人の少女の人生を伝える新聞記事に着想を得て映画化。幼い頃から母親に虐待され小学校にもろくに通えぬまま売春を強要された杏河合優実は違法薬物の使用と売春で検挙される。そんな彼女を担当した多々羅佐藤二朗刑事は、彼女の立ち直りのために親身になり、薬物使用者の自助更正グループにも参加させ、自立を助けようとする。そのグループを取材していた記者の桐野稲垣吾郎の下に、「多々羅刑事は更正グループを私物化している」というリークがもたらされる。やがて、世は新型コロナ感染症のために、人と人のつながりが困難になっていくのだが…(113分) (シーチキン)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5自己責任だけではどうにもならないことがある。われわれはわれわれの社会をどうあるべきとみなすのかを強く問いかける作品。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★5相当に時代性の強い作品。日本全体が新型コロナ感染症によって異常な事態に陥ったことを背景にしているとはいえ、終わりの方で河合優実が見た光景は、今の社会のあり様を鋭く告発しているように思えた。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★4意外と素直な少女であることよ。その清らかさ故、、 [review] (セント)[投票]
★4ある一人の女性の人生を基に「新型コロナ禍」を描いた秀作。コロナ禍で全てが変わった世界。パンデミック発生時の孤独感、閉塞感を、まざまざと思い出した。 (AONI)[投票]
★3実際の話を元に…、という、ありがちな添え書きから始まる。現実には誰も見出してやれなかった孤独に苦悩する「彼女」の背中を、演者の存在、虚構としての作品の存在を介して、私たちが垣間見る。まずは何よりも、告発というよりは、とにかくその人のその生のなりゆきそのものに寄り添おうとする、言わば墓碑としての映画だったんじゃないかと。 ()[投票(2)]
★3厚い唇のあん(河合優実)の口は、いつも半開きにみえる。彼女の存在は始終受け身で河合が意識している“芝居”はこの口元だけのように思えた。何かを訴えようにも言葉が見つからないとか、自分が置かれた境遇に呆然としているとか、そんな意思の表れではなさそうだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3あんのことは、シャブを抜ける・母を棄てる・仕事を覚えるの3点で描き足りなく、子育ての顛末は唐突すぎ気持ちが寄り添えない。正邪と正誤の狭間で泣く稲垣・あんへの感謝を述べる早見に関しても同様。唯一佐藤の諦観だけが為し終えた者のもの。 (けにろん)[投票(1)]
★3アバンタイトルは商店街を歩く女性の後ろ姿、その仰角ショット。少し画面が揺れている。浮遊するようなカメラ。仰角バストショットになって、河合優実。この正面ショットも揺れている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
Ratings
5点2人**
4点4人****
3点5人*****
2点0人
1点0人
11人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

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