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あした来る人 (1955/)

製作山本武
監督川島雄三
脚本川島雄三
原作菊島隆三
撮影高村倉太郎
音楽黛敏郎
出演山村聰 / 月丘夢路 / 三橋達也 / 三國連太郎 / 金子信雄 / 高原駿雄
あらすじ実業家の梶大助(山村聰)は娘の八千代(月丘夢路)から夫の大貫克平(三橋達也)との仲が冷え切ったことを嘆かれる。克平は女房より山登りが大事と言ってはばからないのだ。一方で八千代の紹介でやって来た「カジカ」研究家の曾根二郎(三國連太郎)の金の無心をやんわり断る。彼は儲からないことには一切金を出さない。そんな大助だが杏子(新珠三千代)という水商売出の女性に洋裁店をやらせてパトロンになってる。しかし、杏子に言い寄られると逃げてしまうのであった…。川島雄三の第24作。 (けにろん)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4夫婦の和という観点からすれば「貞操観念が薄い」と旧き時代では非難されるべき人々ではあるが、心優しき故に人を傷つけられない、これ又旧き時代の人々なのだ。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★4メロドラマのようでいてサスペンスフルな展開にしびれる。日本調の湿った画質とは縁遠い、ハリウッド直系のイディオムを縦横に駆使した構図、カッティングが実に気持ち良い。 学習能力の高い俊才が監督したという印象を強く持たせる。 (ジェリー)[投票(1)]
★4これ程さばけた調子でお互いを切り合えれば気の重い人間関係も簡単だろう。川島のニヒリスティックな諦観の最良系での表出であり50年代に作られたことが驚愕。豊饒なプロットと最後の最後まで先が読めない展開を絶妙のテンポで織りなす傑作人間模様。 (けにろん)[投票]
★4離婚しようとする娘、その夫は自分が面倒観ていた女性と恋に落ちる。父親山村聡いつ怒るのかと思ったら怒らない。彼を軸にしての男女4人の人間模様。川島らしい斬新さはあまり感じられないがしっかりした映画。 (さいもん)[投票]
★3自分に正直に生きようと思ったら回り道を恐れてはいけない。それができなかった世代とできる世代の話だが、今でもこれは十分通用すると思う。 (マッツァ)[投票(2)]
★3三國連太郎のキャラがツボなんだけど、女の誘惑には素直に乗ればいいのにと思ってしまった。勿体ない。 (太陽と戦慄)[投票]
★3ふわふわのいかにも小説的恋愛模様。実体がまったくないし、生活感がまるで感じられない。いわゆる映画で現実を忘れる類の映画。川島にしてはつっこみが足りないなあ。架空のブルジョア話は詰まらん。 (セント)[投票]
★3今ならTVドラマの原作であるだろう井上靖の軽い文芸映画。50年代の映画量産時代ならではの作品なのでしょう。演出は充実してはいるのですが、あくまでも身勝手な男達と何でそこで悩むんだろうという女達の価値観は、今となっては時代遅れで退屈。 (ぽんしゅう)[投票]
★3新珠三千代の映画。彼女のカットだけ、画面の濃度が違う。 [review] (ゑぎ)[投票]
★2話の程度が低いのは原作者が馬鹿だから仕方がないが、なぜ撮影までこれほどボロボロなのか。照明助手はレフ板の持ち方も知らないらしい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2良くまとまっている映画だけど、何て言うか、これといった魅力に欠ける作品。川島雄三監督作品ということで観る前に少し期待しちゃっているから、その落差から、そう感じるのかな。ライティングが少しヘンテコなシーンも気になる。 (リヤン)[投票]
Ratings
5点0人
4点6人******
3点11人***********
2点2人**
1点0人
19人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
戦後日本社会 (さいもん)[投票(2)]
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