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雪夫人絵図 (1950/)

Portrait of Madame Yuki

[Drama]
製作滝村和男
監督溝口健二
脚本依田義賢 / 舟橋和郎
原作舟橋聖一
撮影小原譲治
美術水谷浩
音楽早坂文雄
特撮天羽四郎
出演上原謙 / 木暮実千代 / 浜田百合子 / 久我美子 / 柳永二郎 / 山村聰 / 夏川静江 / 浦辺粂子 / 加藤春哉 / 田中春男
あらすじ安部浜子(久我美子)はある日、旧華族信濃家の信濃雪(木暮実千代)に仕えるべく熱海へやって来た。 雪夫人に仕えることは浜子の長年の憧れであったが、誠太郎(加藤春哉)から雪夫人の不幸な境遇を聞かされる。 信濃家の婿養子で雪の夫である直之(柳永二郎)は放蕩三昧なうえに京都に愛人の綾子(浜田百合子)を囲っているのだが、 雪はそんな夫に別れ話を切り出して、幼馴染でお互いに惹かれあっている菊中方哉(上原謙)と一緒になる勇気もないのだ。 そんなある日、京都から直之が愛人の綾子と立岡(山村聡)を連れて熱海に戻ってくる。[新東宝/モノクロ・スタンダード/86分] (TOMIMORI)[投票(1)]
Comments
全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4山のホテルで上原謙がピアノを弾きだし、続いて芦ノ湖を走るモーターボートに切り替える見事な繋ぎなんかを見ると、やっぱり溝口の演出は今見ても全く古びない、世界の映画界をリードする演出だと思い知る。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4久我美子の「家政婦は見た」って感じ (TOMIMORI)[投票]
★4木暮実千代は決して良いとは思えないが、粘りつくキャメラは溝口の独壇場! (ヤマカン)[投票]
★3不幸な女を好んで描く溝口の嗜好はまあいいとして、木暮実千代が夫を心では憎みながら体は受け入れてしまうという、まるでAVのような説得力のない設定はどうにかしてほしい。演出は相変わらず格調高いが、こういう話はむしろ俗っぽくやったほうがよさそう。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★3お遊さま』同様、もうひとつ上手くいっていない谷崎好みの倒錯もの。久我美子の入浴シーンはお宝映像だが、これって木暮実千代が演るべきことではなかったのか。ラストの湖畔の撮影はとても優れている。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3雪夫人ってエロいんです…今日も今日とて、二人の男の間を行ったり来たり…ほうぅ〜〜(ため息) [review] (ボイス母)[投票(1)]
★3木暮実千代の被虐美、上原謙の二枚目ぶり、熱海の素晴らしい景色。 それがこの映画のすべて。 [review] (みしま)[投票]
★3木暮実千代がどうにもこうにも旧子爵家令嬢に見えない。 [review] (Aさの)[投票]
★3主演女優に作品の全てを託してしまうかのような、大映以前の溝口映画がどうしても好きになれない。本作もまた、新東宝のスタッフが溝口の意図する木暮実千代のエロスを引き出しきっていないように見える。山村聰のいやらしい存在感のみ光る。 (ぽんしゅう)[投票]
★2遠景の表現や水谷浩の美術に見るべきものがあるにしても、木暮実千代が頭の弱い性奴隷以上に見えず、上原謙が小心の甲斐性無し以上に見えないようでは、他のどんな役者が良かろうが駄作。ある意味本音の人間関係が描けているといえなくはない。 (ジェリー)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点5人*****
3点11人***********
2点2人**
1点0人
18人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
■ 溝口健二 スケッチブック ■ (いくけん)[投票(7)]映画は新東宝(大嘘) (町田)[投票(6)]
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