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(1957/)

製作大川博
監督今井正
脚本八木保太郎
原作八木保太郎
撮影中尾駿一郎
音楽芥川也寸志
出演望月優子 / 江原真二郎 / 中村雅子 / 木村功 / 中原ひとみ / 南原伸二 / 東野英治郎 / 原泉
あらすじ田植えの祭りに華やぐ霞ヶ浦の村。若い男たちの楽しみは、今夜決行する対岸の村の娘達への夜這いだ。田村家の次男(江原真二郎)も自衛隊帰りの仙吉(南原伸二)と勇んで出かけたのだが、そこで見かけた農家の娘千代(中村雅子)の清純な姿に一目惚れ。何も出来ずじまいだ。一方、農業を手伝わずぶらぶらしている次男は、母(原泉)や妹よしの(中原ひとみ)から冷たくあしらわれ、それを見返そうと魚捕りの名人作造(東野英治郎)と組んで漁を始めるのだった。高度経済成長の波が迫る半農半漁村の生活と、若者たちの青春を描く名匠今井正監督、初のカラー作品。(118分/カラー) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5本作はともかく撮影がいい。『』の現代版が目指されたらしく、この志に恥じない内田吐夢ばりの重厚さがある。舟を淡々と漕ぎ続ける中村雅子の佇まいがとても印象深い。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5本当に哀しい映画。どん百姓というと、望月優子の顔が浮かぶ。朝から晩まで働いても金は貯まらず、貧すりゃあ鈍するのたとえの如く、何故か出て行くばかり。腹が立ってもどうしようもない。若者の恋の明るさが、貧困の陰影をさらに際立たせる。 (KEI)[投票]
★4不幸話を笑い飛ばしてしまう根性がまだ芽吹かない、不毛で荒れて疲れ果てた体を支えに一所懸命に生きる人間の生活営みの描写が心に染みいる。不幸の連鎖の中にも人間としての方向性を必死に確保する人々の顔が活き活きとしていたのを見逃すことはまずできない。 [review] (ジャイアント白田)[投票(2)]
★4我が邦にも地面に足をつけて撮ろうとする人間ドラマがある。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★4時代の節。大らかに自然の中で営まれていた農業や漁業が、有無を言わさぬ時代の波に洗われる。苦悩がじわじわと地方の人々の生活を侵食する。これは現代化を迎えるための悲劇だったのか宿命だったのか・・・振り返ると、そこに節目が出来ている。 (ぽんしゅう)[投票]
★3足下の生活文化に胡座をかきながら、その貴重さ・尊さに気づかない、時代を先取りした映画と言える。のかも。 [review] (G31)[投票(1)]
★3今じゃ水質汚濁とブラックバスで揺れる日本2位の湖も、昔は漁船が多かったんだね。字幕なしでは相当きつい、訛りありまくりスペシャルだが茨城県南地域の人は必見!? 土浦行くべや (氷野晴郎)[投票]
★3東映ロゴが「荒磯に波」じゃないのは内容との重複を避けたためだろうか。劇的で大味な展開と写実的な漁村描写の両輪は、これがたぶん今井節なのだろうが、残念ながら俺の好みではなかった。 (町田)[投票]
★2「これだけは勘弁して」と網の没収を拒む望月優子の貧乏臭さがたまらない。 (kenichi)[投票]
Ratings
5点2人**
4点3人***
3点3人***
2点1人*
1点0人
9人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
題目への異常な愛情又は私は如何にして心配するのを止めないでこれらの作品を観ようとしないのか (アルシュ)[投票(30)]キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ!  (ぽんしゅう)[投票(7)]
わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得)[投票(6)]きねじゅん爺の選択-邦画編- (muffler&silencer[消音装置])[投票(5)]
LET'S 農! (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
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