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永遠の人 (1961/)

[Drama]
製作月森仙之助 / 木下惠介
監督木下惠介
脚本木下惠介
撮影楠田浩之
美術梅田千代夫
音楽木下忠司
出演高峰秀子 / 佐田啓二 / 仲代達矢 / 乙羽信子 / 石浜朗 / 野々村潔 / 加藤嘉 / 永田靖 / 田村正和 / 藤由紀子 / 浜田寅彦 / 東野英治郎
あらすじ昭和7年。阿蘇山の麓の村。大地主・小清水家の跡取り平兵衛(仲代達矢)は片足の自由を奪われ失意の内に戦地から帰還した。復員を祝う宴の夜、平兵衛は小作の娘さだ子(高峰秀子)が幼馴染みの隆(佐田啓二)と、自他ともに認める恋仲であることを知った。昔から何かと比較され隆を嫌っていた平兵衛は、隆が復員する前に力ずくでさだ子を犯し奪ってしまう。愛を求めながらも憎しみしか得ることのできな男と女の年代記が、その息子や娘たちも巻き込みながら30年間に渡って綴られる。(107分/モノクロ/シネマスコープ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5これが木下恵介作品かと見まがうばかりの悪意に満ちた復讐劇。憎しみの鬼と化した高峰秀子の執念が屋敷に蔓延するさまが何とも不気味で恐ろしく、文字通り阿蘇の麓の屋敷の中でその呪縛にからめられ懸命にもがく仲代達矢の強弁が哀れである。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5仲代達矢の演技が光りました。雲の描写は日本の作家では木下が一番ですね。 (ジェリー)[投票]
★4画面に「阿蘇」と出る。朝まだ暗い中、ロングショットで機関車が走る。連結部で抱き合う男女。男性は石濱朗だ(女性の顔は暗くて見えない)。横の構図ばかりが続く中、道に佇む高峰秀子のドリー寄りのショットを挿んでタイトルイン。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4発端は昔ではその辺に転がっているよくある話。しかしそれをつき詰めてつき詰めて、最後まで行くとどうなるかを描いた。アカデミー外国映画賞ノミネート。 [review] (KEI)[投票]
★3熊本弁のフラメンコが凄い (TOMIMORI)[投票(1)]
★3仲代達矢佐田啓二の直接対決を遅延しつづけることで映画感情の持続と高揚を企むも失敗に終わっている。高峰秀子ですら第一章を除いてあまりよくない。田村正和の失踪からその帰結に至るまでのシーンは田畑や火山の力強いカット群が切迫的に繋がれ、全篇のハイライトを成す。木下忠司の仕事は軽蔑に値する。 (3819695)[投票]
★3それはですなー、それはですなー、 [review] (G31)[投票]
★3木下監督作品では極めつけの異色作。でも、冷静に「今」を見ていたのかも知れません。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3高峰秀子のフテっぷり! 木下惠介にもテンポの良い作品があるんですね。 (Aさの)[投票]
★3息苦しい展開が続く中、ラストは若干の救いがあったが、果たしてあれで良かったのか? [Video] (Yasu)[投票]
Ratings
5点4人****
4点6人******
3点9人*********
2点0人
1点0人
19人平均 ★3.7(* = 1)

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