★5 | まさに乱世の道理。それぞれの立場で揺れ動く人々の心情を巧みに描いた傑作。特に乙羽信子の目くばせ(動揺)とか、一瞬だけズームアップさせる手法とか巧い。
[review] (氷野晴郎) | [投票(1)] |
★4 | 文章なら面白いだろうが、映像にしたら陳腐になりそうな物を白黒の引き締まった画面と、小沢栄太郎、岸田今日子、乙羽信子、木村功らの達者な演技で見応えのある物になっている。ラストが凄い。['04.9.13DVD] [review] (直人) | [投票(3)] |
★4 | 美女だ、美女だ、と強調されるうち、段々と岸田今日子が美人に見えてくるから不思議。でも脚は短い。 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★4 | 女たちの化け方の妙。生きて魔物と化す乙羽、命限りの美女に化ける今日子。どちらも妖怪変化である。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | 小沢栄太郎のバカ殿造形素晴らしく、権力者のエロはとんでもないですね。高師直恐るべし。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 他人の詠んだ歌を送ったところで何のインパクトがあるというのか・・・? [review] (RED DANCER) | [投票(1)] |
★3 | 原作が戯曲ということでか、ひとつのシークエンスがかなり長いにもかかわらず、いささかも緊張が途切れない。新藤演出のダイナミズムもさること、小沢と乙羽の適度にデフォルメされた芝居の妙味と、それを絶妙なサイズで切り出す撮影の黒田清己の功績は大。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 新藤兼人ってつくづく説教臭いジジイだね。谷崎の描く至上の愛を単なる人間批判に貶めてしまうその脚色力、時代背景から歌の内容まで解説する老婆心には唯々頭が下がります。映像、音楽、乙羽信子の怪演など美点は多いがこれでは・・・ねぇ。 (町田) | [投票] |
★1 | 乙羽信子の狂気で、ちょっと持ち直したけど。 (kenichi) | [投票] |