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田舎司祭の日記 (1951/)

Journal d'un curé de campagne
Diary of a Country Priest

[Drama]
製作レオン・カレ
監督ロベール・ブレッソン
脚本ロベール・ブレッソン
原作ジョルジュ・ベルナノス
撮影レオンス・アンリ・ビュレル
美術ピエール・シャルボニエ
音楽ジャン・ジャック・グリュネンワルト
出演クロード・レーデュ / アンドレ・ギベール / ジャン・リベール / マリー・モニク・アルケル
あらすじ北フランスの寒村、アンブリクールに新しい司祭が着任した。しかし村人たちは彼に心を開こうとせず、淡々と務めを果たすだけの彼は村の中で孤立していく。村にやってきた時すでに病を得ていた彼は、さらに病状が悪化するのと村人たちに受け入れてもらえない苦しみとで、自分自身の存在や信仰の意味に疑問を抱くようになっていくのだった。そんな彼の日々の苦悩が、日記形式のモノローグで綴られる。ヴェネチア国際映画祭で撮影賞・国際賞など4部門を獲得。[110分/モノクロ/スタンダード] (Yasu)[投票(1)]
Comments
全13 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5あまりにも孤独で、希望もなく、今見ていたものが映画だとは信じられないほどの衝撃を受けた。主人公の悲しげな眼差しは忘れられない。 (tomcot)[投票(2)]
★5聖と俗に揺れ動く姿が印象的。考えても解決できない思いを日記に書き綴ったり、決断の行く末の予期せぬ事態にまた苦悩を強い遂げられたり、ぼやきながら足掻きながら、それでも無情に時は過ぎていく。限られた世界観の枠の中で蠢く司祭に感動しました。 (かっきー)[投票]
★5信仰とは何なのか、を問い詰めた映画。それはすなわち、生きることとは何か、死とは何かまで行き着く。あまりに淡々と描いているので逆にテーマを見逃しかねない。 (セント)[投票]
★4出口見えない暗渠のような世界の閉塞は日々の出来事を日記に叙述しフェードアウトで結ぶの反復リズムが緩衝する。無関心と悪意に苛まれた彼の半生は、それでも夫人の手紙が全肯定するだろう。泥濘に鞄を投げる小悪魔少女や帰還兵とのバイク相乗りなどが鮮烈。 (けにろん)[投票(3)]
★4罫線のある帳面へ几帳面に書かれる文字。ペンと指のカット。モノローグがかぶり、プロットが進行するが、終盤で文字が乱れ、帳面を落としてしまい、ペンも落としてしまい、帳面を拾い上げたくても持つことすらできない。この描写の厳しさ。胸に迫る。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4ブレッソンらしからぬ、とつい口走りたくなってしまうほど「饒舌な」映画。それは何も溢れんばかりのモノローグのみを指して云っているのではない。残酷に人物に寄るトラックアップ。ディゾルヴ繋ぎ。定石を踏まえた音楽の使い方。だが、それらがこの映画の魅力でもある。後年の厳格さこそないが、これは極めて「正確な」饒舌だ。 (3819695)[投票(2)]
★4黒味つなぎの淡々とした語り口が睡魔を誘う。が、同時に厳かに胸に届いてくる何かがある。4.5点。 [review] (ころ阿弥)[投票]
★3ブレッソン監督の過渡期であり、到達点でもある作品。 [review] (たわば)[投票]
★3数ヶ月間、パンとワインを食い続けると体はどうなるか?という疑問に自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー(ウソ) [review] (TOMIMORI)[投票]
★3登場人物の性格付けが希薄で、話の内容がつかみにくい。[Video] (Yasu)[投票]
★3たまたま司祭という職業を選んだ青年の、寂しい青春物語。全編が苦手とするナレーションの嵐だけれど、こんな状況では日記に思いをぶつけるしかないしな、と納得せざる得ない。また、だからこその思索の過程は興味深い。 (tredair)[投票]
★2く、暗い。。。 (ひゅうちゃん)[投票]
★2田舎司祭の子守唄。 (24)[投票]
Ratings
5点8人********
4点17人*****************
3点12人************
2点3人***
1点0人
40人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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